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2005/05/18

ラストシーン

映画で最も大事なのはラストシーンだと思います。全てのシーンはラストシーンのためにあるべきでしょう。次に大事なのはファーストシーン。導入部分としてはもちろん、ラストシーンへの伏線としても重要な意味を秘めているでしょう。

好きなラストシーンの映画はいくつかありますが、私の一番好きな映画「フェイス/オフ」はその中の一つです。この映画は映画館に観に言って本当に涙が頬を伝ったのです。今までウルウル来ることは良くありましたが、涙がこぼれたのはこの作品が初めてでした。

この作品のラストシーンは、すげ替えた顔を元に戻して家に帰ってくる父親の刑事(ジョン・トラボルタ)が、犯人の子供を引き取るシーンなんですが、そこには崩壊しかけていた家族の再生があるのです。この「フェイス/オフ」は様々な愛のカタチを描いた作品なんですが、このラストシーンのために、全ての人間関係、想い、愛が収束していくのです。亡くした息子を思うあまり家族を顧みない父親、反発する娘、父親を知らない子供、子供の存在を知らない犯人・・・。過去のしがらみから逃れられない悲しい人々が、事件を通して再生する感動的なシーンなんです。

ジョン・ウー監督の作品をもう1本「ウィンドトーカーズ」。息子に聞かせる、かけがえのない友人の話。それがこの作品の本編なのです。風と雲と美しい音楽、静かなナレーションで始まるファーストシーンもラストシーン同様、大好きです。全てのシーンがラストシーンへと繋がり、ファーストシーンが大きな流れの基点となる素晴らしいシーンだと思います。

ビューティフルマインド」のラストシーンも好きです。ノーベル賞の授賞式のシーンも好きなのですが、その後に年老いた主人公が奥さんをデートに誘うんですね。「私とドライブでも?」。素敵なラストシーンです。

「ショーシャンクの空に」も好きです。約束の地にたどり着いた二人が、青い海と白い砂浜で再会する。希望に満ちたラストシーンです。希望は良いモノだと。笑顔がとっても素敵です。

「レオン」のラストシーンは悲しいですね。レオンの形見となる植物を、大地に埋め、根付かせてあげるんですね。でもあの植物は寒い土地では育たないんだとか。やっと安息の日々を送れると思っていたのに、願いは叶わなかった。

感動的なラストシーンが好きです。全てのシーンがそこに集約され、大団円を迎える。観て良かったなあと思えるシーン。そんなシーンに出会えたら幸せです。好きなラストシーンをあげるときりがないですね。

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