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2005/05/15

メイキングが好き

DVDのメイキングが好きです。

初期の頃のDVDには予告編くらいしか映像特典が入っていませんでしたが、最近のDVDは映像特典が充実していて嬉しい限りです。スタッフ・キャストのインタビューはもちろん、撮影風景やCGの作り方等々、様々な映像で楽しませてくれます。

中でも撮影風景を連ねたメイキング映像が大好きです。最近の作品はCGがあって、ブルーバッグの前で撮影している場合も多々ありますが、それはそれで面白いし、CGもそれほど普及していなくて、まだ特撮だとかVFXとか言われていた頃の古い作品は、苦労して撮影しているのが垣間見られて楽しいです。

「ターミネーター」の1作目は低予算で作られていて、撮影秘話が面白かった。シュワちゃんが車の窓ガラスを割って盗むシーンでは、許可も取らずにゲリラ撮影したんだとか。周りをきょろきょろ見回して、誰もいないか、警察がいないか確認して、せーので、撮影。ラストのシーンでターミネーターがプレス機でつぶされるシーンで、白い煙が画面をよぎりますが、それはタバコの煙をフーッと吐いているとか。創意工夫の結果、素晴らしい映像を創りだしているんですね。

「シービスケット」のメイキングでビックリしたのが、シービスケット役の馬が何頭もいること。ショックでした。よーく考えれば1頭で撮影するのはかなり大変なことは分かるのですが、映画を観ている時は、そんなこと考える余裕はありません。映画館で観て、DVDで観て、それでメイキングを観たら新たな驚きがあります。嬉しい驚きです。

メイキングを観て評価が変わった作品もありました。ロン・ハワード監督の「ビューティフルマインド」。映画館で観た時はA評価でしたが、DVDを観てS評価に上がりました。ロン・ハワード監督の好きな作品はアクションが多いですが、本作はミステリー色のあるラブストーリーだと思っています。アクション作品の撮影風景はそれなりに凄いのは分かりますが、静の印象が強い作品でも、凄い努力があるんですね(当然なんですけどね)。そのことに気付かせてもらえました。一番驚いたのは、少女が鳩のいる公園を駆け回るシーン。なんと鳩はCGだったのです。実は少女は主人公だけに見える幻覚。だから、少女が公園を駆け回る映像とCGの鳩を合成しているんだとか。他にも赤ちゃんをお風呂に浸けるシーンも。

何より評価が上がったのが、スタッフ・キャストの他にも主人公本人の映像があったこと。病気に苦しみながらもノーベル賞を受賞したジョン・ナッシュ。子供のように無邪気に数学を教える姿が感動的でした。監督とジョンの対談も興味深かったです。天才というのはこういう人のことを言うんだなあと。本編ももちろん良かったですが、それにも増して映像特典が良かったんです。

自分なりに本編を楽しんだ後に、スタッフ・キャストの想いを味わったり、どんな風に撮影したのか、どんな雰囲気なのかなども味わえる。自分の受け取り方とは違った、作者の意図や違う価値観を感じとってみるのも、別の意味での映画鑑賞でしょう。色々な楽しみ方が出来るDVDをこれからもどんどん観ていきたいと思っています。

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