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2005/05/03

「月のひつじ」私的映画考Vol.5

月へ行ってみたいと思いませんか?

もう何十年かしたら民間人でも宇宙旅行が出来て、月へも行けるのではないでしょうか?月の地平線から昇る青い地球を見てみたい。昔からそんな風に思っています。宇宙への憧れはSF好きだからなのか、空想癖があるからなのか。今回、ご紹介する「月のひつじ」はそんな宇宙への憧れをかき立て、少年のココロを忘れたくない人たちに観てもらいたい作品。「ひとりでは決して叶わない大きな夢。宇宙への夢。羊も僕も一緒に夢見る」。

アポロ計画を描いた作品にロン・ハワード監督の「アポロ13」が有名ですが、こちらはアポロ11号の月面着陸をテレビ中継するために影ながら活躍した人々を描いた作品。「実話に基づいたストーリー」というのは何とも言えない迫力があって好きです。「月面中継は全くの嘘で地球上の映像だった」なんて噂もあるけど、そんな夢のない話しは置いておきましょう。

場所はオーストラリア。羊しかいない田舎町にあるパークス天文台。羊牧場が広がる場所に巨大なパラボラアンテナがありました。直径63m1000トン。自転の関係で電波が届かない時に中継をするのです。歴史的にも大きな使命を担った観測員たちと町の人々は大騒ぎ。NASAから担当者も来るのですが、観測員とはそりが合わないし、見下した感じまでありました。こんな状態で本当に中継が出来るのでしょうか?

そんな時、大きなトラブルが次々と発生します。アポロ11号の位置を見失ってしまいました。広大な宇宙の中で豆粒ほどのアポロをみつけることが出来るでしょうか?台風のような暴風の発生!倒壊の可能性も!トラブルを乗り切ることが出来るのでしょうか?ハラハラドキドキの展開が続きます。

泣き所はクライマックス。大勢の人が喜び、喝采の拍手を送る。こういうシーンに弱いので、ついつい泣いてしまいます。プレッシャーに押しつぶされることなく、予想もしないアクシデントの連続にも、皆一致協力して偉業を影ながら成功させた人々。最後まで諦めず夢を失わなかった人々を讃える拍手。魂の高揚。素晴らしい感動です。

オーストラリア映画と言うこともあり、あまり有名ではない本作ですが、さわやかな感動を与えてくれるこの作品。ぜひご覧ください。劇中、パラボラアンテナをギリギリまで傾け、外周の縁から直接アンテナの上に乗る行為を「縁乗り」というのですが、私もやってみたいと思ってしまいました。

「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩だ(アームストロング船長)」。月から眺める美しい景色を夢見て・・・。

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