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2005/05/08

「天使のくれた時間」私的映画考Vol.7

前回、2000年の私的映画大賞の一本である「リプレイスメント」を紹介しましたが、今回は2001年の映画大賞の一本「天使のくれた時間」を紹介します。2001年のゴールデンウィーク。予告編を観た時から、泣けそうな作品だと思い、期待していました。

ウォール街で成功を収め、高級マンションに住み、フェラーリに乗る主人公ジャック(ニコラス・ケイジ)。クリスマスイブの夜、事件に巻き込まれ、ある青年と出会うジャック。青年は助けてもらったお礼に、もう一つの人生を見せてくれると言う。翌日、目を覚ますと高級マンションはなく、一戸建ての住宅と怪物とも思える子どもたち。妻までいる。その妻ケイト(ティア・レオーニ)は13年前に別れた恋人だった。ファンタジー色溢れるラブストーリー。

あの時、別れなければ、あの時、「YES」と言っていたら自分の人生はどうなっていただろう。そんな思いは皆、一度や二度はあると思う。ジャックは別の人生を経験することによって、家族の大切さ、人との関わり方、人間らしい素直な感情の大切さに気付き始める。今までの成功だけを求める人生は何だったのだろうか、それはそれで満足の行く生活だったが、もっと大切な何かがあったのだ。

「欲しいものは全部持っている」と言うジャックに、助けた青年は実は天使で「これから起こることは自らが招いたことだ」と。人生の岐路には重大な意志決定がつき物。最も大切なことは何なのか、そのことに気付かせてくれる。それがクリスマスイブの夜に贈られたプレゼント「天使がくれた時間」なのだろう。

次から次へと起こる出来事に戸惑いながらも、こんな生活も良いかもしれないと思い始める。一人でグラス片手に妻の誕生パーティのビデオを観るシーンは、何ともほほえましい、いい顔をする。何とも素敵なシーン。

泣き所は、別れのシーン。別の人生も良いと思っていたのに、天使はこの時間も終わってしまうと告げる。諦めきれないジャックだったが、子どもたちと妻に別れを告げる。寝顔を見つめる感慨深げで優しい表情が良い。ふと夜空を見上げる。あの日のイブにも雪が降っていた・・・。その後に続く、ラストシーンも余韻があって素敵なので、ぜひご覧いただきたい。

人生は後悔しても良い、自分さえ努力さえすれば何度でもやり直すことが出来る。もっと大切なものが傍にあるんだと。人生は岐路また岐路の連続で、いつも意志決定をしなければならない。人生は思うようにならない。だから面白いのだと。永遠のきらめきを求めて・・・。

見終わった時には、結婚したいなあと思いました。連休明けに友人の結婚式に参加し、またまた感動。結婚したいと言うよりも家庭が持ちたいのだと思った作品でした。

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コメント

ご覧いただきありがとうございます。
色々と情報発信していくと楽しいと思いますよ。
これからもよろしくお願いします。

ホームページ よかったですよー
とっても自然で ソフトで さわやかな感じでした

しおりも そろそろ準備しなくちゃ 

       それでは  またまた   

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