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2005/06/11

「Ray レイ」私的映画考Vol.12

今日は映画館で「マイブラザー」を観てきました。障害を持つ兄と暴れん坊の弟の絆を描いた作品なのですが、私は母と兄弟の物語に受け取りました。ラストは感動的で場内からすすり泣く声も聞こえました。今日、ご紹介する「Rayレイ」は音楽の天才レイ・チャールズの半生を描いた作品なのですが、この作品も「マイブラザー」と同じく母子の物語に違いありません。

波乱に富んだレイ・チャールズの人生を、音楽と共に描き、ジェイミー・フォックスが2005年のアカデミー主演男優賞を受賞したことでも話題のこの作品。映画館で観たときも感動のラストが良かったですが、今日DVDで観ましたが、またまた感動。レイの命日6/10が発売日と言うことで感動もひとしおでした。

メイキングで主演のジェイミー・フォックスが実際にピアノ演奏をしていることをしり、なおさら感動。生前のレイと並んで演奏している映像なんかはそれだけでも感動的。監督は製作を15年間温め続けていたが、そのことによってジェイミーと出会え、この作品が出来たというのも幸運。

苦難の連続だったレイの人生。その合間にフラッシュバックで現れる母の幻影。とても強かった母の教え、それを心の隅に持ち続け、どんな困難にぶつかっても、何度も立ち上がったレイの魂の成長に感動。今日、あらためて観て思ったのですが、妻や愛人、数々の女性に母の面影や優しさ、愛情を求めていたのかもしれません。

泣き所はラスト近くのジョージア州議会でのシーン。黒人差別問題により、ジョージア州から追放処分を受けていたが、1979年にとうとう和解し「我が心のジョージア」が州歌に認定された。拍手と歓声。傍らには愛する妻。こういうシーンに本当に弱いです。

様々な問題に立ち向かい、音楽界を独創的に切りひらいてきたレイ・チャールズ。その人生を垣間見られたことは実に良かった。サウンドトラックが欲しくなる作品でした。

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