« 「ロボッツ」試写会へ | トップページ | 写真の話し »

2005/06/24

ホームシアターを作ろう!Vol.7

●dtsってなんだ?

少し時代は戻って1999年末。DVDやオーディオ雑誌に「dts」と言う言葉を見るようになった。「dtsってなんだ?!」。また新しい用語である。digital theater systemsの略らしい。調べてみると、音声トラックの種類で、通常のドルビーデジタル5.1chよりも、音声の情報が多いらしいと言う事が分かった。

もっと調べてみると、再生するためにはdts対応のDVDプレーヤと、同じく対応のアンプが必要らしい。幸い私が購入したDVDプレーヤ「SONY DVP-S7700」とAVアンプ「SONY TA-V55ES」は対応しているようであった。5.1chでも臨場感が素晴らしく位相もはっきりとしているのに、これ以上、音声情報が多いとなるとどんな事になるのだろう。と、かなり期待をしていた。

「アルマゲドン」のDVDは前から持っていたが、1999年12月に「アルマゲドン<DTS>」と言うのが発売されると言う事でさっそく買ってみた。その頃のDVDの価格は3500円~5000円が相場であったが、この「アルマゲドン<DTS>」は7140円という高価なモノ。1枚組でこの価格は現在では考えられない。とは言え、飽くなき追求を目指す私としては購入を意思決定した。1枚のディスクに収録できるデータ量は決まっているため、dts音声を収録することにより、日本語音声は収録されていない。

オープニング、静かな音楽とナレーションで始まる。宇宙に浮かぶ青い地球。突如大きな隕石が後方から地球めがけて接近。つんざく轟音。「凄い。これがdtsの威力か!」。場面は現代に移り、再び隕石が接近。世界各地に降り注ぐ隕石。割れる地表、崩れ落ちるビル。逃げまどう人々。目の前に隕石が降り注ぐかのような臨場感。音のシャワーである。スペースシャトルが隕石群に突っ込んでいくシーンも秀逸であった。バチバチと外壁に当たる隕石。轟音を鳴らし、墜落していく機体。目を覆いたくなるような音の演出を感じる事が出来るのである。

「U-571」のdts音声は凄まじかった。潜水艦は海中での場面が多く、海の中は音だけの世界。その雰囲気を味わえた。敵潜水艦の通り過ぎる音、爆雷、水しぶき。様々な音を位相も鮮明に表現しているのだ。この作品を見ていた時に、窓ガラスがビリビリと鳴った覚えがある。

大きな音はもちろんなのだが、細かな音もはっきりと聞こえるので、日常を描いた作品でもdtsの恩恵はある。

最近では、dts音声入りのディスクは珍しくなくなった。音声情報が多いため、メイキング等を別ディスクにし、2枚組での発売も良くある。DVDが普及したためそれだけの仕様でも安価に製作・発売が出来るようになったのであろう。同時に複数の仕様で発売される事も少なくない。そんな時は迷わずdts音声が収録されているパッケージを選ぶようにしている。

それと、各メーカーから音質と画質にこだわったシリーズが発売されているのも嬉しい。ソニーのSUPERBITシリーズ、FOXのアルティメットシリーズ、ポニーキャニオンのHi Bitシリーズ、パラマウントのdtsアドバンストシリーズ等々、頼もしいラインナップが揃い始めている。

映画館での鑑賞時、エンドタイトルにdtsの文字を見ることがある。dts版DVDで鑑賞ができるかと思い少しだけ胸が躍る。映画は映像と音声と音楽の三位一体の芸術だと思っている。その一つの要素である音声はとても重要だと言う事をあらためて思った。

« 「ロボッツ」試写会へ | トップページ | 写真の話し »

ホームシアター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/4684494

この記事へのトラックバック一覧です: ホームシアターを作ろう!Vol.7:

« 「ロボッツ」試写会へ | トップページ | 写真の話し »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ