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2005/07/10

「アポロ13」私的映画考Vol.16

DVDを買い始めた頃に購入した作品に「アポロ13」があります。ロン・ハワード監督が好きで、中でもこの作品はかなりのお気に入り。最初のDVDはCDサイズのジュエルケース仕様。それが、10周年を記念して2枚組、dts、トールケ-スとして「10th アニバーサリースペシャルエディション」として発売。さっそく買い換えました。

今までに何度見たか分からないくらいですが、久しぶりに観たので、だいぶ忘れていました。前のDVDより映像が綺麗になっているように思えましたし、音声はよりクリアに再現。13号打ち上げのシーンは美しく、荘厳で、感動的です。何とも言えない緊迫感で、迫力のある演出は、ロン・ハワード監督特有のモノという感じで、大好きです。

アポロ計画は、アームストロング船長の月面着陸の成功により一定の成果をだし、人気も下降気味。そんな中、13号の打ち上げが決まりました。急遽、選ばれたジム(トム・ハンクス)たちのチームは。打ち上げ直前にメンバーの入替まであった。打ち上げは成功したモノの、不吉なことが起こり始める。極めつけは電気系統のトラブルによる爆発が発生。無事、月面着陸は出来るのか、地球へと生還できるのか。

トラブルは次から次へと発生します。二酸化炭素の問題は酷かった。船内の濃度が上がると最悪死んでしまいます。フィルターを使って、換気しないといけないのですが、形状の違うモノしかありません。そこで、地上の職員たちは船内にある道具を使って四角いフィルターと丸いフィルターを繋ぐことを皆で考えます。

トラブルに対処するのは管制室の面々。リーダーのジーンは、焦り、戸惑う職員たちを叱咤激励し、まとめていきます。まるで企業のようです。リーダーの元、大きな方針を決め、社員全員でアイディアを出し合い、解決していく。この際、問題を明確にする事が肝心です。トラブルの場合、何が問題なのかをはっきりさせる事により、具体的な解決策が見えてくるのです。まさにチームです。問題が何か分かれば解決できない事はないのです。

入替になったメンバー、ケン(ゲイリー・シニーズ)は、残された電力を効率よく使う手順を地上で考えます。それぞれが、それぞれの場所で、それぞれの役目を果たす。まさに企業そのもです。

泣き所はラストの管制センター。次々と起こるトラブルを全て解決し、無事生還させた事に皆喜び、歓声をあげる。交わされる握手、涙、抱擁。大勢が喜ぶシーンは間違いなく泣きます。

不吉な番号「13号」。打ち上げ前、「なぜ13号なの?」と言う妻に、ジムはあっさりこう答えます。「12の次だからさ」。前向きさを感じます。不吉な番号などモノともせず、ただ月へ行ける事を喜び、前向きに、肯定していく。仕事をする上でも、私生活でも何でもそうですが、物事を前向きに、肯定して考える事はとても重要です。その方が楽しいし、楽しければ良い考えも浮かぶし、効率も良いに違いないですから。

映像が美しく、宇宙から見る地球は本当に美しい。前半の月は美しいと思えたが、途中からは悪魔が棲むかのように残酷に輝き続ける。搭乗員たちも恨めしく月を眺める。障害が大きいからこそ、再び挑戦する。宇宙に掛ける想いははかりしれません。ラストで「次は誰が月に帰るのか」というナレーションがありますが、月に魅力を感じるのは人類が、そこから来たからなのかもしれません。そう考えるとなおさら神秘的です。

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