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2005/09/23

「きみに読む物語」私的映画考 Vol.22

今日は恋愛映画をご紹介。「きみに読む物語」です。映画館で予告編を見て、これは良さそうだと思って観に行きまして感動。今回、あらためてDVDで鑑賞してみて、さらに良かったです。メイキングも見応えがあるので、ぜひ、2枚組の「プレミアムエディション」をオススメします。

1940年代、ひと夏の燃え上がる恋に身を焦がすノアとアリー。そんな恋の話しを読み聞かせる年老いた男と女。老女は認知症で過去の記憶がない。そんな彼女に何度となく恋の物語を読み聞かせる。その物語はどことなく聴いたことがあるような気がしてくる。

ノアとアリーは身分の違いから引き裂かれる。運命は二人を再び引き合わせるが、アリーには婚約者がいた。二人の男性の間で揺れ動くアリー。恋の行方は・・・。

現代と過去の物語が交互に映る。良くあるパターンと言えばパターンだとは思いますが、本作は読み聞かせる事がポイントのストーリーなので、これは効果的。1940年代の映像がとにかく美しいです。自然に囲まれた南部地方のロケーションがとても良いです。

特に美しい湖のシーンは随所に盛り込まれます。オープニングから湖で始まり、白鳥の群れがゆっくりと舞い上がります。このシーンが印象的で、後半の再会したあとにノアが「連れて行きたい場所がある」と言った場所がこれまた幻想的なまでに美しいです。

ズバリ泣き所は終盤、老女が記憶を取り戻すシーン。二人で”二人の曲”に合わせてダンスを踊ります。想い出の音楽、曲があるのは素敵なことです。

この作品は、冒頭に「恋愛映画」と書いたとおり恋と愛についての物語です。燃えるような恋と、その恋を愛に昇華させ、そして愛し続けること。30年後、40年後に一緒にいたいのは誰なのか?愛し続けることの意味を問いかけているように思いました。

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「きみに読む物語」 (2004) 米 THE NOTEBOOK 監督:ニック・カサヴェテス製作:リン・ハリス マーク・ジョンソン製作総指揮:トビー・エメリッヒ アヴラム・ブッチ・カプラン原作:ニコラス・スパークス 『きみに読む物語』(新潮社刊) 脚本:ジャン・サーディジェ....... [続きを読む]

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