「アンジェラ」鑑賞
先日、映画館で「アンジェラ」を観てきました。「レオン」「ニキータ」のリュック・ベッソン監督作品。最近はプロデュース、脚本作品が多かったですが、本作は「ジャンヌ・ダルク」以来の監督作品と言うことで、楽しみにしていました。
舞台はパリ。借金取りに追われる男・アンドレ。何をやってもダメ。ついには川に身を投げようとすると、ふと隣を見ると、同じく身を投げようとする女性が。女性が飛び込むのを見て、慌てて助けにいきます。女性はアンジェラと名乗り、二人は行動を共にします。しかし、アンジェラには使命がありました。
全編、モノクロの映像なのですが、不思議とパリ美しい情景に色が付いて見えるかのよう。青空、降りそそぐ太陽、町並み。何もかもが美しい。人物を中心に据える独特のカメラアングルが孤独感を表現する。俯瞰の映像も多く、神の目線のようにも見えます。
自分を見つめ直すこと、自分を信じること、そして自分を愛すること。そこからが始まり。そんな当たり前のようで、出来ないことを、力強い台詞で表現してるようです。
以前から、監督する作品は10本と決めているというリュック・ベッソン監督。本作が10本目。これが最後の監督作品になってしまうのでしょうか。ぜひとも次の作品も観たいものです。
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