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2006/08/27

「マッチスティック・メン」私的映画考Vol.44

今日ご紹介するのは、ニコラス・ケイジ主演「マッチスティック・メン」です。潔癖性の天才詐欺師が突然現れた実の娘と共に巻き起こすハートフルコメディ。リドリー・スコット監督作品。

天才詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒のフランクとともに芸術的とも言えるテクニックで相手を騙す。そんな仕事の最中は潔癖性も忘れ、いつも仕事は大成功。そんなある日、ロイの娘だと名乗る少女・アンジェラが現れる。そこから、完璧なシナリオの歯車が狂い始めるが・・・。

病的な演技をさせたら天下一品のニコラス・ケイジの演技は見物です。「リービング・ラスベガス」も凄いと思いましたし、「天使のくれた時間」「フェイス/オフ」で見せた二役とも言える演技分けも凄いと思いましたが、本作で見せる演技はナチュラルで、リアルでとても良いです。目の痙攣に始まり、几帳面に戸締まりを確認し、焦った時のドモリもかなりリアルで、仕事中の饒舌さとのギャップが面白い。

だましのテクニックを娘に伝授したり、一緒に仕事をしたりと、親らしくない行動もあるモノの、次第にこんな生活も良いかもと思い始める表情が良い。そんな生活もいつまでも続くはずもなく・・・。

「泳ぐなら濡れるのは覚悟で」と言う台詞が印象的で、騙し騙されの展開は面白く、最後の最後まで目を離せません。見ている者をも騙すテクニックは見事です。一度は素直に観て、二度目を観るとまた新たな楽しみ方が出来るかもしれません。素敵なラストシーンも雰囲気があって好きです。

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