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2006/10/28

「サムサッカー」鑑賞

先日、「サム・サッカー」を観てきました。マイク・ミルズ監督作品。

あいかわらず前情報を入れずに見に行くために、タイトルだけを見て「きっと、サッカーの話しなんだろう」なんて思っていました。が、「サッカー」のサの字もありません。当然です。原題は「thumbsucker」と書いて「親指を吸う人」と言う意味。先入観というのは何とも恐ろしいモノです。あはは。ちなみにスポーツのサッカーは「soccer」でした。

17歳になっても親指を吸うジャスティン(ルー・プッチ)は、何事にも自信がなく、やる気も出ない毎日を過ごしていました。歯の矯正を行うために歯科医へ行きますが、ペリー先生(キアヌ・リーブス)は根本原因を治さなければいけないと言います。そんなある日、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断され、投薬治療を行うことに。すると、頭がスッキリし、やる気も出て、自信を持てるようになったのは良いのですが・・・。

不安や淋しさから親指を吸う癖の抜けないジャスティン。家族関係も上手くいっていないし、恋人とも上手くいかない。討論部でも自信が持てず、逃げ出す始末。そんなことは誰にでもあることなのかもしれません。逃げ出したくなる自分、不安、絶望。それでも何かに依存して自信を持てるように無理にでもするのでしょう。

人は誰しも何かに依存して生きています。それが当たり前。答えは出ないのです。正解はないのです。何が正しいかなんてないんですね。厳しい現実は容赦なく襲いかかりますが、それでも生きていくしかない。そんな誰しもが抱える不安や悩みを切実に描き、さわやかな感動を与えてくれる作品になっています。

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