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2007/02/10

「世界最速のインディアン」私的映画考Vol.57

先日、「世界最速のインディアン」を観てきました。アンソニー・ホプキンス主演(「羊たちの沈黙」「アトランティスのこころ」)。

ニュージーランドの田舎町に住むバート(アンソニー・ホプキンス)は、アメリカのボンヌヴィル塩平原で、毎年、開催されるレース・スピードウィークに出場することを夢見て、1920年製のバイク”インディアン”の整備に余念がない。しかし、バートは63歳、年金生活から積立をしても渡米の資金にはほど遠い。

そんなある日、バートは心臓発作で倒れる。このままでは、夢に描いたレースの出場も果たせずじまいになってしまう。そこで、何とか資金をかき集め、アメリカへと旅立つ。トラブルに見舞われつつも、会場へと向かう。そして、とうとう地球を半周した旅の終着点、夢の終着点へと到着した。だが・・・。

ロードムービーの要素も交えつつ、人々との交流が実にほほえましく、そして癒されます。強面で、苦み走った表情のアンソニー・ホプキンスはおなじみですが、あそこまで快活に笑うのは観たことがありませんでした。ダンスまで披露しています。

隣家に住む少年・トムとの関係が実に良いです。一人暮らしのバートと友達のように過ごすトム。バートが大好きという感じが滲み出ていて良いです。親子のようでもあり、親友のようでもあり。年が離れていても友情は成立するんですね。

様々な人の協力により、出発することができ、そして道中も様々な人と出逢い、助けられ、協力を受け、夢の舞台へと辿り着く。ボンヌヴィル塩平原。諦めかけていた場所。その夢の場所へ辿り着いたときの表情が良かったです。少し潤んだ瞳。感慨深げな表情。一歩一歩、踏みしめる塩の大地。そして昇る朝日。感動的なシーンになっています。

バートの「スピードを出す5分間は一生に勝る」と言う台詞が印象的。そこまで情熱を注ぐことが出来るモノがあるというのは、本当に素晴らしいことだと思えます。

クライマックスのレースシーンは大迫力。スピード感も凄いですが、爆音も凄いです。CGも混ざっているのでしょうが、この映像を、スピードを体感してください。

熱い情熱をもって、夢を追い続けた本物のバイカー、バート・マンロー。だからこそ、その場所へ立つことができたし、満足のいく結果が出せたのでしょう。泣き所は何度となく訪れ、さわやかな感動を与えてくれます。夢は諦めずに追い求めれば、きっと叶う。そんな忘れかけていた想いを奮い立たせてくれます。笑って、泣けて、感動できるオススメのエンターテインメント作品です。

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