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2007/05/17

「怪奇大作戦セカンドファイル」鑑賞

GWにNHK-BS2で放送されていた(2007年4月30日~5月3日)「怪奇大作戦」と「怪奇大作戦セカンドファイル」を、先日、ようやく観ることができました。

オリジナル版「怪奇大作戦」は、昭和43(1968)年に、円谷プロダクションが「ウルトラセブン」の後番組として制作した特撮犯罪ドラマ。ちょっとおどろおどろしい怪奇犯罪が、「ウルトラマン」等で培われた特撮で描かれます。その謎解きの面白さは「X-FILE」と「CSI:科学捜査班」を足して2で割ったような感じです。

昭和40年代の時代背景も垣間見られますし、時代が移り変わっても事件の背後には人とその心の闇があり、それがまさしく“怪奇”なのでしょう。今回、初めて「怪奇大作戦」を観ましたが、これを子供時代に観たらかなり怖かったに違いないと思いました。今、観ても十分怖いですから。

電話をしている者が突然燃え上がる「恐怖の電話」、人間業とは思えない猟奇殺人「かまいたち」、それは愛するが故の犯行なのか「白い顔」、夜な夜な人を襲う「人喰い蛾」、 冷凍人間あらわる!「氷の死刑台」 等々、全26話の中から14話が放送されました。

特殊科学捜査研究所(SRI)のメンバーが事件を解いていくのですが、怪奇事件が発生すると、警視庁の町田警部(小林昭二)がSRIを訪れたり、出動要請が来たりと、「CSI:科学捜査班」のパターンと似ています。

メンバーは的矢所長(原保美)、熱血漢の三沢京介(勝呂誉)、沈着冷静・牧史郎(岸田森)、ムードメーカー・野村洋(松山省二)。複雑な科学犯罪、今で言うハイテク犯罪が頻発しますが、科学力と洞察力を駆使して謎を解きます。時には熱血もあったりしますが・・・。

その名作「怪奇大作戦」が38年の時を隔て、遂に復活!清水崇、北浦嗣巳、中田秀夫と豪華な監督陣を迎え、シリーズ構成は実相寺昭雄。キャストも豪華です。的矢所長に岸部一徳、牧史郎は西島秀俊、三沢京介は田中直樹(ココリコ)、野村洋は青山草太、町田警部は寺田農。

時代を現在に移し、オリジナルの設定のまま現代的なアレンジをプラス。携帯電話もあるし、インターネットもある現代。捜査の状況は38年前とは様変わり。それでも、謎が謎を呼ぶ事件は起こります。そして、よりスタイリッシュに、より複雑な事件に挑みます。

現代の歪みと言うべき事件が起こります。セカンドファイル第1話「ゼウスの銃爪」では、携帯電話での通話中の女性が焼死。衣服や所持品は焼け残ったのです。なぜ?第2話「昭和幻燈小路」 では、東京の下町で突然、電波障害が発生した。そして、その町全体が昭和へとタイムスリップしてしまう。第3話「人喰い樹」では、東京近郊の温泉で起きた変死事件。遺体からは血液の白血球がなくなっており、そして血管が植物の根状になっていた!

現代の技術で作られた映像は特撮というよりはCGと言う言葉が似合う作品となっています。オリジナル版のようなおどろおどろしい場面はほとんどありません。そして、怪奇な事件が起こりますが、原因はいつも人間の心の闇。発達した科学を人間が使うこと自体に、問題が潜んでいるのでしょう。人間は精神的にもっと成長しないといけないのでしょう。

伏線が効いていて、より緻密に練り上げられたストーリーは、見応えがありました。残念ながら今のところ3話までしか制作されていませんが、今後もつづきが観てみたい作品です。

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