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2007/06/26

「ラッキー・ユー」鑑賞

先日、「ラッキー・ユー」を観てきました。カーティス・ハンソン監督作品(「L.A.コンフィデンシャル」「イン・ハー・シューズ」)。出演:エリック・バナ(「ミュンヘン」「トロイ」)、ドリュー・ バリモア(「ラブソングができるまで」「チャーリーズ・エンジェル」)、ロバート・デュバル(「ディープ・インパクト」)他。

ハック・チーバー(エリック・バナ)は、掛け金の高いポーカーの世界では強気に攻めるプレーヤー。しかし、私生活では慎重で、とりわけ誰とも本気になるような関係や長い付き合いを避けていた。しかし、ひょんな事で出会ったビリー(ドリュー・ バリモア)とは次第に心を開いていく。

そんな中、2003年のポーカー世界選手権に出場したハックの前に、ある強敵が立ちはだかる。ハックの父親、L・C・チーバー(ロバート・デュバル)の存在だった。ライバル同士として激しく火花を散らす二人は、やがて決勝に駒を進めていき、史上初の親子対決が始まった。

ハックは、ポーカーではいつも強気に攻め続けることによって、大きな勝負を逃すことがありました。それを父親のL・Cに指摘されます。勝利を掴むためには時には引くことも大切だと。ポーカーでは強気なハックも人生では慎重すぎるほど慎重。両親の関係を目の当たりにしていたことも、その原因のひとつなのかもしれませんが、積極的に関係を築こうとはしません。

そんなハックに対する父親の言動が物語を牽引します。おそらく、父親のL・Cには悪気はなく、自分と同じポーカーの道を歩むこととなった息子・ハックに対し、同じ過ちを犯して欲しくないという想いから、時に厳しく、接してしまうのでしょう。真っ直ぐにお互いの気持ちを伝えられない父と子。不器用なまでにカードを通してしか、気持ちの交換ができないのです。

同じテーブルを囲む決勝戦。優勝するために、自らの生きざまとこれまでに培ってきた技の全てを注ぎ込んでゲームに挑むハック。L・Cとの勝負の時。その時とったハックの行動とは・・・。

すれ違う父と子の想い。そして、ハックとビリー。ひとは皆、孤独を恐れて生きている。勝利の先にあるモノはいったい何なのか。緊張感溢れるポーカーシーンと揺れ動く男女の感情を見事に表現した、大人のラブストーリー。エンドロールの後に、お楽しみがありますので、最後まで席を立たないように。

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