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2007/06/01

「ブラックブック」鑑賞

先日、「ブラックブック」を観てきました。ポール・バーホーベン監督作品(「氷の微笑」「インビジブル」)。出演:カリス・ファン・ハウテン、トム・ホフマン、セバスチャン・コッホ、デレク・デ・リント他。

1944年ドイツ統治下のオランダ。ナチスに家族を殺されたラヘル(カリス・ファン・ハウテン)は、エリスと名を変え、姿を変え、レジスタンスとして活動していた。そして、ナチスの将校ムンツェ(セバスチャン・コッホ)に近づき情報を得ることが使命だった。だが、次第に愛するようになってしまうが・・・。

ユダヤ人女性・ラヘルの数奇な運命を描きます。隠れ家に実を潜ませ、棺の中へ入り移動し、髪の色を金髪に染め、偽りの感情で使命を全うしようとします。そこにはドイツ軍兵士に家族を殺された恨みが見え隠れし、時に情熱的に行動してしまいます。

史実に基づいて着想されたという物語は、あまりにも過酷で、苦しみは終わることなく営々と続きます。そして、裏切り。業と欲が渦巻き、終戦後の身の振り方を考えた保身も。そんな時代の中で、エリスは多くの矛盾を抱きながら、ただ生きるために、懸命に行動しただけ。人生にはいくつもの分岐点があり、どちらへ進むか、いつ進むか、選択が常に迫られます。時代がそうさせたのでしょう。

知人や愛する人々を次々と失っていくラヘル=エリス。美貌の歌手であるエリスはドイツ軍兵士の前で歌い続けます。しかし、正体がばれるのは時間の問題。裏切り者の正体はいったい誰なのか・・・。そして、”ブラックブック”とは・・・。

緊張感のある展開、目を覆わんばかりの惨状、戦争がドイツ軍が、彼女を変えてしまったのでしょう。厳しくも悲しい現実。史実に基づいた作品としての迫力を感じます。

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