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2007年9月

2007/09/30

2007.09映画鑑賞総括

9月の劇場での映画鑑賞は11本。今年の累計71本。ようやく公開本数も増え、ペースが上がってきました。この分で行けば、映画館での年間100本鑑賞は概ね達成できそうです。

0902   デス・プルーフ in グラインドハウス
0903   恋愛睡眠のすすめ
0907   レッスン!
0908   ツォツィ
0912   スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(試写会)
0920   アヒルと鴨のコインロッカー
0922   ミス・ポター
0924   プラネット・テラー in グラインドハウス
0925   北極のナヌー(試写会)
0927   ルネッサンス
0930   エディット・ピアフ 愛の賛歌

今月は、これというヒットはありませんでしたが、バラエティに富んだ作品を観ることができました。「ツォツィ」は「ナイロビの蜂」「ブラッド・ダイヤモンド」につづき、アフリカの現実を描く問題作でした。悲しい現実がそこにはありました。

他にはミニシアター系の作品が多く、なかなか良い作品がありました。あまり宣伝もしていないし、予告編も見なかったりで、どんな映画か分からない場合もありましたので、その分、期待感もあまりないですから、良い作品に出会える事があったりもします。

来月10月は、まずは9月公開でまだ観ていない作品を観ます。その後は、「グッドシェパード」「ヘアスプレー」「スターダスト」と期待作が目白押しですので、楽しみにしています。

2007/09/29

「ルネッサンス」鑑賞

先日、「ルネッサンス」を観てきました。クリスチャン・ヴォルクマン監督作品。声の出演:ダニエル・クレイグ(「007カジノロワイヤル」)、キャサリン・マコーマック(「スパイ・ゲーム」)、ジョナサン・プライス(「未来世紀ブラジル」)、イアン・ホルム(「エイリアン」「ロード・オブ・ザ・リング」)、ロモーラ・ガライ他。

2054年、パリ。世界的規模で成長を続ける医療関連の複合企業・アヴァロン社。そのアヴァロンの女性研究員イローナが何者かによって誘拐された。事件を担当するのはカラス警部。誘拐直前に彼女と会っていた姉ビスレーンに接触、何かを隠しているようだった。

捜査を進めるうちに情報を得たカラスは、元アヴァロン社の主任研究員だったムラー博士から、イローナが子供を襲う早老症治療を研究していたと聞かされる。

新感覚の映像です。CGアニメなのですが、白黒です。白黒でも濃淡がほとんど無い、白と黒だけの世界。昔の白黒アニメでは、白と黒の中間色のグレーが何段階もあって、何となく色を分からせてくれたモノですが、本作では濃淡がまったくと言っていいほどありません。

それなのに、昼であるとか夜であるとか、照明の明るさ、水の動き等々が分かりますし、鮮やかに感じるのです。冒頭、ネオン輝くパリの街並みから最下層の雑踏へとパンダウンして行きますが、光と影が対照的に描かれています。

確かに人間の表情をCGで描くとなんとも言えない不気味さがありますが、モノクロにすることによって緩和されているようにも思います。ただし、表情という点ではまだまだです。

モーションキャプチャーを利用しているので、人物が滑らかに動くとオオーッと思いますが、不自然で、ぎこちない動きも多々あります。

音楽も素晴らしく物語を盛り上げるのにひと役かっていて、緊張感漂う展開になっています。新世代映像としての興味深い映像体験ではありました。

2007/09/28

「プリズン・ブレイク」を観た!Vol.11

プリズン・ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX2

新潟県のテレビ局、テレビ新潟TeNYで、「プリズン・ブレイク2」が毎週土曜日深夜26:55~放送中ですが、「プリズン・ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX1 」の鑑賞に続いて、2007年9月14日に発売となった「プリズン・ブレイク シーズン 2 DVDコレクターズBOX2」を一気に鑑賞しました。第17話「血の輪廻」~第19話「女王蜂」。

サラ(サラ・ウェイン・キャリーズ)の父親が遺した「鍵」はシガークラブのロッカーのものだった。クラブの会員の中にポープ元所長がいることを知ったマイケル(ウェントワース・ミラー)。最初は協力などとんでもないという姿勢だったポープだったが、命を賭けてのマイケルの態度に何とかシガークラブへ同行することに。ロッカーにあったのは録音データだった。

一方、ティーバッグはホランダー親子を拉致すると、自分の生家へ連れていく。そこは何年も人が住んでいない廃屋だった。そこで、少年時代の思い出を語るティーバッグ。そして。“家族”として一緒に新しい生活を始めたいと狂気の目で打ち明けるが・・・。

録音データの内容に愕然とするが、法廷では証拠にならないと知る。だが、データをネタに大統領と直接取引し大統領恩赦をもらう計画をたてる。不審な行動が目に付き、すぐに護衛官に取り押さえられてしまうマイケル。大統領と直接交渉することに成功したマイケル。なんとしてもデータの内容を公表されたくない大統領は取引に応じると答え解放するが・・・。

いよいよ盛り上がってきたシーズン2。自由を勝ち取るべく兄弟は奔走します。あいかわらずの頭脳明晰ぶりはさすがの一言。痛快に物事が進展し、すべてが上手くいくかのように見えますが、はたして・・・。

マイケルとリンカーンはえん罪を晴らすことができるのか?大統領をも操る真の黒幕の正体は!残すところあと3話。どんな結末が待っているのか!楽しみは続きます。

プリズン・ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX1

2007/09/27

「北極のナヌー」試写会へ

先日、「北極のナヌー」の試写会へ行ってきました。監督・撮影:アダム・ラヴェッチ、サラ・ロバートソン。日本語版ナレーション:稲垣吾郎。

雪と氷に覆われた北極。北極にも季節があり、そして、春はやってきます。冬の間の6ヶ月間、穴の中で過ごしてきたホッキョクグマの親子、母グマ、ナヌー、そして双子の弟。冬を越した3頭は、エサを求めて海へ向かいます。が、なかなか餌は取れません。

一方、海ではセイウチの群れにも新しい生命が生まれました。セイウチの母子は敵が多いため、子守役を合わせて三頭で行動します。過酷な北極での子育てが始まります。

昔、見た「野生の王国」やディズニーのドキュメンタリー映画を思い出しました。まさに弱肉強食の世界で、白クマはアザラシやセイウチの子供を狙います。旭山動物園の名物のひとつでもある、「白クマのダイブ」そのものです。しかしながら、海の中に入ってしまえば、巨大な身体と牙を持つセイウチには敵いません。

ナヌーと母グマとの別れの時、独り立ちのシーンは厳しさの中にも、悲しさがあります。それぞれの動物の生態を通して、過酷な北極で、たくましく成長していく子供たちの姿を感動的に描きます。

そして、年々進んでいく地球温暖化による影響。今までの春と違う、今までの夏と違う、今までの冬と違う。すべてが違っています。北極の氷が凍らないなんてことは考えられないことです。しかし、それは現実。まして、北極で暮らす動物たちにとって見れば切実な問題なのです。このまま行けば2040年には北極の氷は溶けて無くなってしまうと言われています。動物たちはどこへ行けばいいのでしょう。

可愛らしい動物たち、たくましい動物たちの成長を見ながら、環境問題を考えるのにはとても良い作品です。私たちには、まだ、できることが、あるはず。

2007年10月6日公開。

2007/09/26

「プラネット・テラー in グラインドハウス」鑑賞

先日、「プラネットテラー in グラインドハウス」を観てきました。ロバート・ロドリゲス監督作品。出演:ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、マイケル・ビーン、ジェフ・フェイヒー、ジョシュ・ブローリン、マーリー・シェルトン、ブルース・ウィリス他。

テキサス。米軍部隊長のマルドゥーンと科学者のアビーは生物化学兵器の取引をしていた。しかし、予備の試薬を隠していることをマルドゥーンに知られたアビーは、実験装置を破壊。噴出したガスにより人々次々と感染し、ゾンビになっていった。

ダンサーのチェリーは別れた恋人のレイとドライブ中に、ゾンビに襲われ、連れ去られ、片足を食いちぎられてしまうが・・・。

おぞましいシーンの連続なので、食後の鑑賞はあまりオススメできません。感染者は特殊なガスを吸いつつづけないと、ゾンビへと変化していってしまいます。その変化の様子が描かれているのですが、ブヨブヨと皮膚がのたうち、ふくれあがり、みるみるうち変わり果てた姿になってしまいます。技術的にはすごいモノだなあとは思いますが、かなりえぐいので注意が必要です。

デス・プルーフ」に続いてクエンティン・タランティーノがカメオ出演。あそこまで出るとカメオ出演とは言い難いようにも思いますが。

チェリーは片足の膝下を無くしてしまいます。スタンドアップコメディアンになりたいと言う夢を持っていましたが、その夢も途絶え、絶望してしまいます(ちょっと笑えるのです)。そんな時、「役に立たない特技が時には身を助ける」と言われ、何とかがんばろうと立ち上がります。ちょっと方向性が間違っているような気もしますが、面白い構成です。

バカバカしいというなかれ。きっと、とんでもない自体になったときにこそ、強くなること、無駄な特技が大切になることがあるに違いない。きっとあるはず。あるに違いない。とにもかくにも、ハチャメチャなホラーアクションコメディ作品(?)です。

グラインドハウス コンプリートBOX

2007/09/25

「プリズン・ブレイク」を観た!Vol.10

プリズン・ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX2

新潟県のテレビ局、テレビ新潟TeNYで、「プリズン・ブレイク2」が毎週土曜日深夜26:55~放送中ですが、「プリズン・ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX1 」の鑑賞に続いて、2007年9月14日に発売となった「プリズン・ブレイク シーズン 2 DVDコレクターズBOX2」を一気に鑑賞しました。第14話「想定外」~第16話「シカゴへ・・・」。

とうとう脱獄に成功したマイケル(ウェントワース・ミラー)たち8人。しかし、脱獄後の計画は予定通りには行かず、プランを変更せざるを得ませんでした。安息の地にたどり着くまで脱獄はまだ終わってはいないのです。獄中での限られた空間を舞台にした第1シーズンとはうって変わって、アメリカ全土を舞台にした壮大な逃走劇が展開した第2シーズン前半でした。

銃弾に倒れたFBI捜査官マホーン(ウイリアム・フィクナー)だったが、一命を取り留めた。仕事に嫌気が差したマホーンだったが、家族に危険が及ぶと知り再び、マイケルたちの捜査に当たります。一方、寝返ったケラーマンと行動を共にするマイケルとリンカーン(ドミニク・パーセル)。身を隠しているステッドマンの山荘に向かう。ステッドマンの拉致に何とか成功するが・・・。

潜伏先に集まってきた報道カメラマンを人質にし、脱出するマイケルたち。そこで、カメラマンにメッセージを録画させ、全国に放送する事に成功。今までの出来事を告発する内容だった。しかし、マホーンはそこにサラ(サラ・ウェイン・キャリーズ)への暗号を読み取る。

何とかサラと合流することに成功したマイケルたち。しかし、ケラーマン(ポール・アデルスタイン)に命を狙われた事のあるサラは、激しく嫌悪する。ケラーマンには利用価値があると説得し、同行することになる。向かう先はシカゴ。サラの父親の遺した鍵に重要な謎が隠されているのだ。

本格的な反撃が始まり、緊張感のある展開は続きます。マイケルとリンカーンはえん罪を晴らすことができるのか?鍵は何を隠しているのか?大統領をも操る真の黒幕の正体は!楽しみは続きます。

プリズン・ブレイク シーズン2 DVDコレクターズBOX1

2007/09/24

「ミス・ポター」鑑賞

先日、「ミス・ポター」を観てきました。クリス・ヌーナン監督作品。出演:レニー・ゼルウィガー(「シンデレラマン」「コールドマウンテン」)、ユアン・マクレガー(「アイランド」「スター・ウォーズ」)、エミリー・ワトソン、ビル・パターソン、バーバラ・フリン他。

1902年、ロンドン。上流階級の家庭に育ったビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)。両親から厳しい教育を受け、こうあるべきだと押しつけられているようだった。そんなビアトリクスだったが、子供の頃からの夢であった絵本を出版するべく、出版社を訪ね歩いていた。主人公は、青い上着を着た愛らしいウサギのピーター。また断られるのかと思ったが、なんと採用されたのだ。

担当になったのは、新人編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)はビアトリクスの絵に魅了されていた。細かい注文を出すビアトリクスだったが、熱心に対応していた。そして、二人で作った絵本はたちまちイギリス中に知られるようになった。いつしか愛し合うようになる二人だったが、ビアトリクスの両親は身分違いの結婚を許さなかった。

ときおり動き出す絵本の中の動物たち。ビアトリクスは彼らを友達と呼び、いたずら好きの彼らとおしゃべりします。封建的な時代に仕事を持とうとする30代の女性ビアトリクスはエキセントリックにうつったのかもしれません。

それでも、大好きな友達を子どもたちに見てもらいたいと言う気持ちは誰にも負けません。そんな彼女の真摯な態度に、ますます惹かれていくノーマン。しかし、身分の違いがふたりの前に立ちはだかります。そして、悲しい出来事が・・・。

美しい風景を舞台に、おおいなる愛を抱き、自分の信念を貫き通した女性・ビアトリクス・ポターの半生を描いた感動作。

2007/09/23

「Sony Dealer Convention 2007」体験記 その3

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サイバーショットを見終わると、次はハンディカムコーナーです。目新しいモノはないようだったので、通り過ぎようとしましたが、何かありました。

バイオにインストールされているソフトで、カンタンに編集できるソフトがあるんだとか。そのデモを見せてもらいました。VAIO type F [FZシリーズ]の付属の「VAIO Movie Story」。静止画、動画、音楽を組み合わせたショートムービーを手軽に作成できます。

デジタルカメラで撮影した画像や動画を選択して、音楽の長さなどを決め、タイトル等を入力すれば、あとは自動で編集をしてくれます。これはカンタン。デモではパーティでの写真や動画でやっていました。写真の順番を入れ替えたり、動画の使用する部分を変更したりと、細かく指定もできます。ちょっとしたプロモーションビデオの出来上がりです。思い出の写真や映像をみんなで見るも良し、DVDにしてプレゼントするも良し。

続いてバイオコーナー。VAIOの新製品はモバイルパソコンがまだ発表になっていないので、バイオコーナーはカタログだけいただいて素通りです。

次に見たのが話題の新製品。サウンドエンターテインメントプレーヤー “Rolly” iconです。卵形の楕円形をした白い物体。これが音楽プレーヤーだというのですから驚きです。2007年9月29日発売予定。

基本的にはパソコンと接続して音楽を内蔵フラッシュメモリーに転送する。スピーカ付きのウォークマンのようなモノです。

こちらもデモを見せてもらいました。本体中央にあるボタンをクリックすると演奏開始。両端のスピーカ部分が開きます。まずまずの音質です。様々な工夫が凝らされているんだとか。ホイールがふたつありまして、ひとつは曲送りや曲戻し、もう一つはボリューム。操作感も新しい。

Rollyはダンスが得意です。羽根のような左右のアームを動かしたり、音に合わせて動く、転がる、回る、イルミネーションが光ると言った動作をします。事前にテレビで見たかぎりでは自動的にその動作を実行するんだと思っていましたが、自分でプログラミングするんだとか。パソコンを使って、ある程度決まった動作を組み合わせるのでしょう。手の平に乗るミュージックプレーヤーが踊るんですから、面白い商品です。

ソニースタイル会場では、家族で楽しめるような企画やソニーのさまざまな取り組みを体験できるコーナーが沢山ありました。

粗品をいただいて会場を後にします。続いて、VAIO Type T 開発者による開発秘話のセミナーに参加です。

サウンドエンターテインメントプレーヤー“Rolly”

Sony Style(ソニースタイル)

2007/09/22

「アヒルと鴨のコインロッカー」私的映画考Vol.103

先日、「アヒルと鴨のコインロッカー」を観てきました。中村義洋監督作品。主題歌:ボブ・ディラン「風に吹かれて」。原作:伊坂幸太郎(「オーデュボンの祈り」「ラッシュライフ」)。出演:濱田岳、瑛太、関めぐみ、松田龍平、 田村圭生、関暁夫他。

仙台の大学に進学した椎名。ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら引越の片付けをしていた。すると、アパートの隣人・河崎に声をかけられた。「ディラン?」「そう、ディラン」ふたりの出会いだった。

招かれるままに河崎の部屋に入ると、唐突に本屋襲撃に誘われる。同じアパートに住むブータン人留学生が恋人を失って落ち込んでいるから「広辞苑」をプレゼントしたいのだと。なぜ自分がと困惑しながらもモデルガンを手に襲撃の手伝いをしてしまう椎名だったが・・・。

一種独特の雰囲気のある伊坂ワールドとも言える世界観を見事に再現している作品です。先日、WOWOWで放送されていた同じく伊坂幸太郎原作の「チルドレン」を観ましたが、独特の雰囲気を出し切れていませんでした。ですが、本作は仙台・宮城ロケを実施したことや、何よりも、配役が上手くいっているのが一番でしょう。伊坂ワールドの雰囲気を見事に醸し出しています。

なんとも情けない気弱な青年・椎名。横柄でヅケヅケとモノを言い、かなり強引な・河崎。謎のペットショップの店長・麗子。個性豊かな人物が登場します。椎名は何事にも流されやすく、とことん河崎に振り回されます。河崎は「ペットショップの店長・麗子には気をつけろ。信じるな。」と椎名に忠告します。かなり怪しげな人物に見える麗子。しかし、何倍も怪しいのは河崎の言動でした。

河崎はボブ・ディランを神様と崇めます。「風に吹かれて」が全編に流れ、エンディングが終わって映画館を出るときには、自然と口ずさんでしまいました。

描かれているのは、外国人に対する偏見や、役に立たない警察など理不尽なこと。原作小説を読むまで「アヒルと鴨」の違いなんて考えもしませんでした。確かに私自身も少なからず外国人に対しての偏見はあるかもしれません。しかし、そんなに変わるモノじゃないはず。理解しようとする気持ちが、努力することが大切なんだと思えます。

後半はグイグイと画面に引き込まれ、なんとも言えない緊張感、悲壮感、やるせなさが伝わってきます。原作物はどうしても、比較しがちですが、本作に限っては、原作を補ってあまりある作品になっています。

創元推理文庫「アヒルと鴨のコインロッカー」

2007/09/21

PSP「ギレンの野望 ジオンの系譜」その52

今回のPSP「ギレンの野望 ジオンの系譜」は、レベルをHARDにして、ジオン公国軍でのプレイでした。資金繰りをよく考えつつ、すすめてはみたモノの、やはり貧乏なのには変わりはありませんでした。

第1部「ギレンの野望」編は、資金繰りを考えながら、兵器の開発を優先的に進めて、プレイしました。おかげで、終盤も楽々と勝ち進むことができました。レベルはHARDにしてはみたモノの、あまり今までとの違いが分かりませんでした。

第2部「ジオンの系譜」編は同じく兵器の開発を重点的に行いました。投資はまず、開発費用。次は外交、三番目で生産というのが基本的な進め方。それでも、あまり裕福とは言えませんでしたが、まずまずの進め方でした。最初の頃は、少しずつ使おう、なんて思ってはいましたが、結局、有り金全部使い切って、と言う感じでしたから、これがいけないのかもしれません。

ティターンズ(シロッコ)とエゥーゴを同じターンで壊滅させ、最後はアクシズとの一騎打ち。地上、宇宙共に侵攻地点に事前に配置し、無駄のない攻撃ができました。サイコガンダムの開発が終わったので、ギレンを搭乗させ、最後の一撃。で勝利することができました。

プレイ中に思い付いたのですが、今後はメカニック図鑑をコンプリートすることを目的としようと。滅多に見ないのですが、スタートメニューのオプションから、メカニック図鑑を表示させると、今までに開発が終了した兵器の一覧が見られますが、まだまだ開発していない兵器が沢山ありました。数にして30くらいでしょうか。

それをすべて開発することに重きを置けば、まだまだ存分に楽しめそうです。調べてみましたら、抜けているのは、誰それの専用モビルスーツなんかが多かったです。ザビ家専用ビグ・ザムなんてありますからね。

2007/09/20

「Sony Dealer Convention 2007」体験記 その2

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ハイビジョンコーナーを出て通路を抜けると、サイバーショット、ハンディカムの画像・映像コーナーに出ました。

コーナーの先頭に待ちかまえていたのは、サイバーショットの新製品DSC-T200 iconです。お姉さんにさっそくデモをしてもらいました。一番の特徴は「スマイルシャッター」。私の使っているDSC-T100にも顔検出機能はついていましたが、その機能を進化させたのがスマイルシャッター機能です。カメラが笑顔を検出し、自動で撮影してくれる機能です。

面白い機能です。デモでは、カメラをモニターに接続した状態で、お姉さんが笑わない状態で、顔を写しこみます。「笑いますよ」と言いながら、ニコッと笑うとシャッターが自動的に切れます。「おお、すげぇ!」。テレビ等で機能の概要は知ってはいましたが、実際に見るとまた違います。

シーンセレクションでスマイルシャッターモードを選択します。1回の設定で6枚まで撮影ができます。小さいお子様の笑顔を撮り逃さないためには、面白くて便利な機能です。

本体外観の特徴は裏面全部が液晶ディスプレイになっていて、なおかつタッチパネルになっています。3.5型ワイド&タッチパネル液晶。撮影サイズを16:9にすると、全面がディスプレイになります。通常の4:3サイズの場合は、両脇に黒い縁が出ます。そこにアイコンが表示されることになります。16:9の場合でも薄くトーンがかかったようにしてアイコンが表示されます。感度も良好で、操作感は抜群でした。

タッチパネルを利用した面白い機能がありました。ピントを合わせたいところにタッチするだけで、ピントが合います。今までは、単焦点にして、画面の中央に入れ、ピントを合わせ、画角を変更するという作業でしたが、この機能があれば、タッチするだけですからカンタンです。とっても羨ましい機能でした。

DSC-T100から改良されている点は、ズームボタンとシャッターが近くなったこと。少し離れていたので、操作するときに慣れが必要でしたが、DSC-T200は本体上部に並んで配置されていますので、操作がしやすくなっています。

T100でもかなり満足していましたが、T200はその上を行く充実ぶり。私の場合、今年T100に買い換えたばかりなので、T200にするというわけにはいきませんが、かなりのオススメです。

Sony Style(ソニースタイル)

2007/09/19

「ママの遺したラヴソング」私的映画考Vol.102

今日、ご紹介するのは「ママの遺したラブソング 」です。シェイ二ー・ゲイベル監督作品。出演 :スカーレット・ヨハンソン(「プレステージ」「マッチポイント」)、ジョン・トラボルタ(「フェイス/オフ」「ヘアスプレー」)、デボラ・カーラ・アンガー他。

フロリダで学校へも行かず、怠惰な生活を送るパーシー(スカーレット・ヨハンソン)。そこに、長年会っていなかった母の訃報が届く。慌ててニューオーリンズに戻ってはみたものの、葬儀は終わっていた。生家に帰ったパーシーを待っていたのは、見知らぬ二人の男だった。元文学部教授のボビー・ロング(ジョン・トラボルタ)と彼を慕う作家志望の青年ローソン(デボラ・カーラ・アンガー)。古ぼけた一軒家で、嫌々ながらの三人の奇妙な同居生活が始まるが・・・。

家が変わっていきます。最初は小汚いゴミための様な家だったのに、パーシーが住むようになってドンドンと変わっていきます。最初のモノトーンから暖色系の彩りが増え、暖かみをおびていくのです。そして、最初は知らない男たちとの共同生活が嫌で仕方がありませんでしたが、高校にも通うようになり新しい生活が始まり、次第に順応していきます。

その新しい生活に協力的なボビーとローソン。母の遺言で家の権利は一年間は三人のものとされていたからでした。そのことはパーシーには内緒でした。彼女が自立して家を出て行けば、家はまた二人のモノになるから二人は高校へ通う事に協力的なのでした。

母親の住んでいた街に来たパーシーは、自分はよく知らない”母親”を知る人たちの言葉を聞きます。どんな人だったのか、どんな歌を歌っていたのか。思い出話を聞きます。そして、文学との出会い、初恋・・・。それは恋だったのでしょう。時が過ぎていく内に、ささくれだっていたパーシーの心は、少しづつ癒されていきます。そして、ある日、母が自分に宛てた一通の手紙と楽譜を発見するのでした。そこには・・・。

三人で雨の降る晩に玄関先の椅子に座って、タバコを吸うシーンが好きです。パーシーが言う言葉に対して、「僕も」とローソン、続いてボビーが「俺も」と、その繰り返し。穏やかな幸福なときが流れていく感じがとても良いです。

今までの二人は、孤独を抱え、過去への後悔に苛まれながら、傷をなめ合うように生きていたのです。その家が唯一の拠り所だったのでしょう。そこに、現れた少女。過去から抜け出すために、少しずつですが、前進しようとします。わずかなきっかけですが、終わりだと思っていた人生に、一筋の光明を見たのかもしれません。

「幸福とは長さの不足を高さであがなうもの」という台詞があります。ボビーは孤独を恐れていました。でも、こんなにも素敵な仲間がいた。家族とも言える同居人がいた。幸せに気付いていなかっただけだったのかもしれません。長い人生の旅は続きます。しかし、やっと辿り着いたと思ったところは出発点に過ぎないのです。そして、そこが自分の居場所であり、そこが幸せのありかだと気付くのです。

三人の奇妙な同居生活を通して、幸福とは、人生とは、を問いつつ、爽やかな愛を描く感動作。オススメの一本です。

2007/09/18

初野晴「水の時計」

今日ご紹介するのは初野晴(はつの せい)著「水の時計」です。

本作はオスカー・ワイルドの「幸福の王子」の要約で始まります。金箔に覆われた王子の像。宝石もちりばめられていた。王子は自分の身体の金箔や宝石を貧しい人々に運んでくれと燕に頼みます。燕は旅立つ日を遅らせて、運び続けます。そして、運ぶ物がなくなった時、燕は力尽き、みすぼらしくなってしまった王子の像は溶かされてしまいます。しかし、鉛の心臓だけは溶けずに残りました。

誰もが一度は聞いたことのある「幸福の王子」。本作はこの物語をモチーフに描かれていきます。

暴走族の幹部である少年・高村昴は、ある事件の容疑者として追われていた。そんな時、謎の老人・芥(あくた)が現れ、窮地を救ってくれた。連れて行かれたのは山の上にそびえ立つ廃病院。そこで待っていたのは機械に繋がれた少女・葉月。

葉月は医学的に脳死と診断されていた。しかし、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことができる。延々と死に続ける少女。生きているのか、死んでいるのか、分からなくなってしまう昴。あまりにも残酷な現実。葉月が昴に望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった。

かすかに聞こえる葉月の声。最初は戸惑いながらも、今までしてきたことの贖罪をするかのように、臓器をひとつ、またひとつと運ぶ昴。昴には親はなく、ただ一人の肉親の兄は回復の見込みもなく病院に・・・。その姿を葉月に重ねる昴。その昴を目の敵にして、執拗に追い続ける暴走族の幹部の一人高階。生活安全課の堀池と魅力的な登場人物が並びます。

適合者リストの中から選択するのも昴の仕事。どんな人にどの臓器を提供するのか?物語は昴と葉月を第三者的にしながら展開します。視力が徐々に弱くなっていく少女、海外での腎臓の移植を考えているOL。それぞれに、それぞれのドラマがあるのです。そして、昴の中学時代の恩師は、心臓病に苦しんでいた・・・。父親のように慕っていた恩師。生きて欲しいと懇願する昴。感動的で、涙が溢れそうでした。そして、感動的なラストシーン。

月の光と共に話す少女と暴力的ではあるが、命の尊さを知る少年。ふたりの因縁は・・・。そして、「水の時計」は止まってしまうのか・・・。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描き、生きる意味を問う感動作。ファンタジックに現代の寓話をミステリーとして描いた本作。オススメです。

きっとまだ、できることがあるはず。

2007/09/17

「Sony Dealer Convention 2007」体験記

Dsc01299 先日、「Sony Dealer Convention 2007」に参加してきました。

秋から年末にかけて発売予定のソニー製品をいち早く体験できるし、製品の開発者や担当者から直接、説明をしていただけると言うイベントです。販売店や業者の内覧会とソニースタイルユーザーへのサービスとして募集した「上得意様ご招待会」。

受付をすませ会場に向かうとまだオープン前だったので、待合室へ。その後、開始前に会場へ案内され、コンセプト映像を巨大なスクリーンで鑑賞。ビエラ・ブルーレイディスクレコーダ・ハンディカムを中心としたハイビジョン生活への取り組みを熱烈に感じました。

映像が終わるとメイン会場へのゲートがオープン。メイン会場では、2007年秋から年末にかけての主要カテゴリーのソニー新商品が展示されています。まずはブラビアを中心としたハイビジョンコーナー。巨大なテレビ画面に圧倒されます。ホームシアターやロケーションフリーのワイヤレスリンクセット等々。

このコーナーのお目当ては、もちろん2007年11月発売のブルーレイディスクレコーダのラインナップ。発表したばかりなので、現物が実際に見られるのは嬉しいこと。ネットでの画像しか見ていませんでしたが、現物は美しい外観でした。黒いボディが輝きます。

さっそく、一番の注目のBDZ-L70 icon の説明を受けます。ハイビジョンハンディカムからのダビングをやってもらいました。本体正面にあるUSB端子にハンディカムHDR-SR7のクレードルからUSBケーブルで接続します。そして、「ワンタッチダビングボタン」を押すだけ。ダビングしていない映像だけをレコーダーにコピーします。これはカンタン。あとは、レコーダー上で編集して、ブルーレイディスクにて保存する。その辺は従来のHDDレコーダースゴ録の操作感と同じようでした。

最上位機種BDZ-X90でもUSBケーブルによるダビングはできますが、ワンタッチボタンがないため、メニューから選択して実行することになります。実売予想価格にあまり差がないので、どちらが良いのか悩むところ。2,3万円の差であれば、ワンタッチボタンを捨ててもHDDの容量を優先するの良いかもしれません。

それにしても、ブルーレイの映像の美しさはDVDをはるかに凌駕しています。

次はサイバーショット・ハンディカムの映像コーナーです。

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2007/09/16

SONY ブルーレイディスクレコーダー発表!その2

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ソニーから、Blu-ray DiscレコーダーBDZ-X90/L70/T70/T50の4機種が発表されました。2007年11月発売予定。

私が注目しているのはBDZ-L70 icon です。ハイビジョンハンディカム対応モデルで、ワンタッチダビングボタンを装備し、ハンディカムに記録した映像をUSBケーブルでカンタンにダビングできます。

今回の新製品発表の前のこと。デジタルハイビジョンビデオカメラを購入しようかと、ソニーっ子の私としてはやっぱりハンディカムのカタログを手にしました。現在は、HDDモデル(HDR-SR8/SR7)、8cmDVDモデル(HDR-UX7/UX5)、メモリースティックモデル(HDR-CX7)と昔ながらのDVテープモデル(HDR-HC7/FX7)があります。いずれもハイビジョン録画です。

8cmDVDモデルや、メモリースティックモデルでは、記録時間が短かったり、メディアが高かったりしてイマイチなように思い、やはりHDDモデルが良かろうと思っていました。HDDは当然限りがあるわけですから、いずれは、外部に出力する必要があります。パソコンや、DVDライター等での出力になります。

よくよくカタログを読みますと、ハイビジョン画質というのはAVCHDと言う規格になっていて、従来のDVDプレーヤやDVDレコーダでは再生ができないのです。再生するためにはAVCHD規格に対応したブルーレイディスクレコーダBDZ-V9/V7や、プレイステーション3でしか再生できないのです。えーーー!!!そんなあ。

ビデオカメラだけでもかなりの出費なのに、それに輪をかけて高価なBDZ-V9では手が出ませんので、少々諦めかけていたのです。

そこに嬉しい知らせです。安価になったブルーレイディスクレコーダの発表です。おまけに全機種ハイビジョンハンディカム対応と来れば言うこと無しです。

新機種のブルーレイディスクレコーダーBDZ-X90/L70/T70/T50の発売まではまだ間がありますから、ハイビジョンハンディカムの購入と合わせて検討していこうと思っています。

2007/09/15

ココログ出版への道 Vol.6

修正できるのか分からないまま、ダメモトで、ココログ出版へメールを送ってみました。

修正依頼のメールを送って2日後にメールにて返信が来ました。「修正箇所が少ないので弊社で対応致しました」とのこと。と言うことは、今回は無料で修正しましたが、修正箇所が多い場合は、再度見積料がかかると言うことなのでしょうか?はっきりしたところは分かりませんが、私の場合は2箇所の修正が無料でできたと言うことで、良しとしましょう。

続けて新たに見積書と確認用PDFファイルのアドレスが送付されてきましたので、修正箇所をチェックします。

写真が1枚抜けていたのと、箇条書きが改行されていないという2箇所の修正を確認。これで確認終了です。

見積メール到着から2週間が有効期間になっていますが、当初の期間から、修正後の再見積メール到着日の2週間後に期間が変更になっていました。

すべての確認が終了しましたので、あとは注文部数を決定して、正式な注文をするだけとなりました。(つづく)

2007/09/14

SONY ブルーレイディスクレコーダー発表!

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ソニーから、Blu-ray DiscレコーダーBDZ-X90/L70/T70/T50の4機種が発表されました。2007年11月発売予定。

従来モデルBDZ-V9/V7は高価でとても手の出る価格ではなかったですが、今回発表の4モデルは、実売予想価格14万円~20万円と現実味のある価格になるようです。本体も従来モデルの青を基調としたデザインから、黒を基調としたデザインへと変更。どちらかというとDVDレコーダースゴ録の現行モデルに近いイメージです。

それぞれ、機能を絞っているようです。

BDZ-X90 500GB シアターを堪能する(デジタルWチューナ) 20万円前後
BDZ-L70 320GB 思い出を残す(デジタルWチューナ) 18万円前後
BDZ-T70 320GB 番組を楽しむ(デジタルWチューナ) 16万円前後
BDZ-T50 250GB 番組を楽しむ(デジタルシングルチューナ) 14万円前後

ハイビジョン録画は最上位機種のBDZ-X90 icon で最長約166時間とかなりのボリュームがあります。シアターモデルと言うことで、高画質・高音質にこだわっています。

BDZ-L70 icon は、ハイビジョンハンディカム対応モデル。ワンタッチダビングボタンを装備し、ハンディカムに記録した映像をUSBケーブルでカンタンにダビングできるようです。

他にも、おでかけ・おかえり転送(X90)、ソニールームリンク(ホームサーバ機能)(X90、L70)もありますます便利になっていきます。しかし、高画質、高音質はブラビア等のハイビジョン対応テレビがあってこそのことですから、なかなか手がでないのも事実です。

BDZ-T70、T50は番組録画を中心にした廉価版の普及機でしょう。T70はデジタルダブルチューナー、T50はシングルチューナー。ハイビジョンハンディカムには対応しているモノの、USBによる接続はできずに8cmDVDからの取り込みしかできませんので、注意が必要です。

ハイビジョン時代になって手軽に高画質・高音質の映像が手にはいるようになりました。しかしながら、それをフルスペックで保存・再生するにはまだまだ手軽と言うわけにはいかないようです。が、これからドンドン普及していけば、より安価に、より便利になっていくことでしょうから、今後の展開を楽しみに待つとしましょう。

2007/09/13

「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」試写会へ

先日、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の試写会へ行ってきました。三池崇史監督作品。出演 :伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、安藤政信、石橋貴明、木村佳乃、香川照之、桃井かおり、クエンティン・タランティーノ他。

源氏と平家の決戦、壇ノ浦の戦いから数百年後。謎の「お宝」を探し求め、義経率いる源氏軍(白)と、清盛が指揮する平家軍(赤)が激しく対立していた。村人は難を逃れるためにひとりまたひとりと村を捨てていく。抗争は膠着状態。そんな時、一人のスゴ腕ガンマンが村にやってきた。源氏につくのか?平家につくのか?どちらの用心棒になるのか?壮絶な死闘は激化していくが・・・。

なんとも奇妙な設定で繰り広げられる源平合戦。舞台は日本のどこかの村なのでしょうが、出演者はほとんど日本人ですが、全編台詞は英語です。なので、字幕スーパーが入ります。字幕の洋画になれているせいか、字幕が入ると思わず目がいきますが、本のタイトルに英語字幕が入るシーンなど、一瞬、え???と思ってしまいました。

拳銃と日本刀の世界はどこか不思議で、ルパン三世の五右衛門ばりに弾丸を日本刀ではじき飛ばします。一番の不思議は弾切れしない拳銃。西部劇時代の拳銃は5,6発が良いところでしょうが、主人公を始めほぼ全員の拳銃の弾は、無尽蔵に撃ち続けられます。終盤、忘れた頃に装填するシーンはありますが、それもほんの数回で、リアルさに欠けます。それにしても、桃井姉さんカッコイイー。

どれをとっても不思議な映画ですが、ファンタジー&コメディとしてご覧いただければ、存分に楽しめる作品でしょう。残酷な描写が多いですので鑑賞には注意が必要です。PG-12指定。

2007年9月15日全国ロードショー。

2007/09/12

プリウスくんが行く!Vol.47

9月に入ってあっと言う間に秋らしい日々になり、プリウスくんでのドライブには良い季節になりました。ガソリン価格も少しは下がるのかと思いきや、あまり変動はないようです。

9月からガソリンスタンドを変えました。今まで行きつけだったスタンドは、今春からセルフに変わってしまいました。セルフの方が若干ガソリン価格が安いように見受けられますが、その店舗は周辺のスタンドと変わらず142円と表示されています。それでは、あまりメリットを感じません。

おまけにその店舗で発行していたクレジットカードの特典である単価メリットが廃止されたのです。表示価格から4円引きだったのですが、その特典も今年の7月末で廃止となりました。5月以降はセルフではない同系列の別の店舗で給油していたのですが、それも止めました。

そこで、エネオスカードの登場です。2007年10月からは、特典内容が大幅に変わるようで、年会費は無料になりますし(従来は初年度年会費無料)、ガソリン会員価格から2円/L引きにもなります。それに、自宅近くにエネオスのスタンドがあるので、便利です。

ガソリン高騰の折、ブランドにこだわりがなければ、より安価で、よりサービスの良いガソリンスタンドを選びたいモノです。

まもなく秋本番。行楽シーズン到来でドライブには良い季節なります。秋晴れの空の下、車窓からはさわやかな風が舞い込む。そんな季節には爽快なドライブを安全運転で楽しみましょう。

2007/09/11

ココログ出版への道 Vol.5

申込みをして2日後にメールにて見積書と確認用PDFファイルのアドレスが送付されてきました。さっそく内容を確認します。

メールでも見積書の内容は確認できますが、閲覧用アドレスを開くと詳細が確認できます。見積書の有効期限はメールの日付から2週間です。とりあえず3冊の見積書の金額は7900円ほど(冊数の変更は可)。カラーorモノクロ、無線綴じor上製本、ページ数によって変動します。総ページ数は196ページになりました。

次にPDFファイルの内容を確認します。表紙PDFと本文PDFに分かれています。表紙は申込み時のデザインに、ブログのタイトル、サブタイトル、アドレス等が配置されています。なかなか格好良いです。

本文PDFは、1ページ目が中表紙・タイトルで、2ページ目からは目次が続きます(有無は選択可)。続いてブログ本文が始まります。本文以降はページ番号が記されています。写真を1枚という指定にしましたので、右上に写真が1枚表示され、その下から、日付、記事タイトル、本文と続きます。記事ごとに改ページを指定したので、記事が変わるごとに改ページされています。

当初のもくろみでは、見開きで1件の記事になるように想像していましたが、文章の長さによって、1ページの記事も沢山ありましたので、その修正はあきらめました。

この際、誤字脱字は気にせず、レイアウトのみの確認をしました。間違いのない写真が入っているかを確認。この写真はアフィリエイトで登録したDVDのパッケージ写真になります。ココログ出版の説明文を読んだときに「アフィリエイトをご利用の場合は書籍には反映されません。」とあったので、写真は載らないのかもと思っていましたが、「画像をリンクして使用している場合、申込時にリンク先に画像がなければ(リンク切れを起こしている場合)、書籍に画像を掲載することはできません」とあったので、適用されたのでしょう。

確認したところ1枚抜けていましたので、ブログを修正。もう1点、気になったのが箇条書きになっていた文章がダラダラと続けて印字されていた点。改行されていないのです。そのページも修正しました。

修正した結果をPDFファイルに反映させるためにはどうしたらいいのだろう?閲覧アドレスには特に修正に関しての注記はありません。メールの本文にはこんな感じに記載されていました。

※ココログ出版をご注文される場合、確認用PDFで確認いただいた
 デザイン・レイアウト通りに製品化いたします。
※ココログ出版は受注製作のため、ご注文いただいた後のお客様都合による
 デザイン・レイアウトの変更及びキャンセルは承っておりません。
 誠に申し訳ございませんが、あらかじめご了承ください。

まだ、正式に注文したわけではありませんから、修正は効くようにも思えますが、申込者の都合による修正・変更は受け付けないとも取れます。ですが、ダメモトで、2点の修正をしたところで、ココログ出版へメールを送ってみました。(つづく)

2007/09/10

DVD「ダウト」鑑賞

先日、DVDで「ダウト」を観ましたので、ご紹介します。ウェイン・ビーチ監督作品。出演:レイ・リオッタ、LLクールJ、メキー・ファイファー、ジョリーン・ブレイロック、ガイ・トーリー、テイ・ディグス、キウェテル・イジョフォー、ブルース・マッギル他。

警察官から地方検事になったフォード・コール(レイ・リオッタ)。次は市長選に出馬かと噂されていた。非白人女性の地方検事補ノラ・ティマー(ジョリーン・ブレイロック)は有能な部下であり恋人だった。ジャーナリストの取材を受けていた夜、事件は起こった。ノラが殺人容疑で逮捕されたのだ。

正当防衛を主張するノラだったが、殺された男の親友ルーサー・ピンクス(LLクールJ)が現れ、真相はノラの計画殺人だと告げる。事件の背後には裏社会の実力者ダニー・ルーデンの姿が見え隠れしていた。

主人公・フォードにとっての公私ともに渡る最高のパートナーノラ検事補。業績も順調で市民の評価も上々。これならば次期市長選に出馬しようと考えています。もはや順風満帆。しかし、その最高が最良とは限らない。

冒頭のモノローグで語られるダニー・ルーデン。闇社会のトップなのですが、フォードは以前逮捕したと思ったことがありましたが、実は替え玉で、いまだに顔さえ分かりません。正体が分からない人物の存在が、頭の隅にあります。

証言を元に回想シーンが再現フィルムのように次々と流れます。が、証言をする人によって、少しずつ食い違い。真実を語っているのは誰なのか、分かりません。誰かが嘘をついている。フォードは翻弄されていきます。この辺りが演出の妙で、次第に検事の顔が憔悴していくのが分かります。

「夜明けまで待て」と言うフォード。夜明けまでに解決しなければマスコミが嗅ぎつけてきて、大問題になり、市長選にも影響しかねない。夜明けに何があるのか?

調べていく内に、公団住宅の再開発計画をめぐって裏社会の動きが見られることが分かります。そして、夜明けが近づきます。

不意打ちは検察官にとっては敵。事態が悪化する前に気付くこと。それが予測の極意。いつもそのように行動しているフォードでしたが、今回は、何かがおかしい。予測はことごとく裏切られていきます。ひとつひとつの台詞が伏線となっていて、物語は二転三転します。予測を超えられるのか?本当の敵は誰なのか?

利用しているのは誰か、利用されているのは誰か。

巧妙に仕組まれたストーリー展開、そして衝撃のラスト!謎が謎を呼び、真実がことごとく塗り替えられる。一種独特の雰囲気を持つサスペンス・ミステリー作品。ぜひお楽しみください。

2007/09/09

「ツォツィ」私的映画考Vol.101

先日、「ツォツィ」を観てきました。ギャヴィン・フッド監督作品。出演 :プレスリー・チュエニヤハエ、ZOLA、テリー・ペート他。第78回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品。

南アフリカ。ツォツィ(プレスリー・チュエニヤハエ)は仲間とつるんで、富裕階級の人間から暴力で金を奪っていた。ある日、高級住宅地をひとり歩いていたツォツィは、黒人女性がベンツを車庫に入れるのを見かけた。銃で女性を脅し、追いすがる女性に対して発砲!車を盗んで逃走した。

しかし、後部座席に赤ん坊がいることに気づき、動転。金目のモノだけを奪い車を捨てようとしたが、思いとどまり泣き続ける赤ん坊を紙袋に入れ、家に帰った。泣き叫ぶ赤ん坊の世話をするツォツィ。そんな時、女手ひとつで子供を育てているミリアム(テリー・ペート)と出会う。ツォツィは、彼女に赤ん坊を預け、また夜の街に出るが・・・。

南アフリカの街並み。大きなビルがそびえ立ち、多くの車線に車が行き交う。駅舎も人で賑わう。反面、ツォツイの住むスラム街はあばら屋ばかり、舗装されていない道路、路上で暮らす子どもたち。貧富の差が著しい南アフリカ。

ツォツイは自分の本名と過去を封印し、幼い頃からたった1人、社会の底辺で生きてきたのです。ツォツィ=不良と名乗るのには悲しい過去があったからなのでしょう。父親とはどうなったのか、上手くいかずに子供の頃に家を出たのでしょう。

そして、出会った赤ん坊。様々な出来事を通して、親子の関係を意識したツォツィの言動が観られます。女手ひとつで子供を育てているミリアムと出会いが、ツォツィの心を揺さぶります。こんな自分でも、新しい人生が歩み出せるのかもしれない、幸せになれるかもしれない。そんな、かすかな希望を持ち最後の決断をするが・・・。

好きなシーンは、車椅子に乗るホームレスの老人とツォツィの関係を描くところ。ケガをして歩けなくなった老人。物乞いをしていますが、ツォツィに噛みつきます。その老人の後を付け、ガード下で銃を向けます。「そんなになってまで、なぜ、生きるのか?」と問うツォツィ。緊張感のあるシーンです。

貧困と無学、そして病魔。南アフリカの現状をリアルに描き、生命の尊厳と未来への希望を描いた感動作。

2007/09/08

「レッスン!」鑑賞

先日、「レッスン!」を観てきました。リズ・フリードランダー監督作品。出演 :アントニオ・バンデラス(「レジェンド・オブ・ゾロ」「シュレック」)、ロブ・ブラウン(「小説家を見つけたら」)、ヤヤ・ダコスタ、アルフレ・ウッダード、カティア・ヴァーシラス他。

社交ダンスの講師、ピエール・デュレイン(アントニオ・バンデラス)は、ある日、路上駐車の車を破壊し、逃げ去る少年と出会う。車の持ち主は、高校の校長だったと知ったピエールは、翌日、学校を尋ね「社交ダンスを生徒に教えたい」と申し出る。落ちこぼれの生徒たちが対象。彼らは、ヒップホップに夢中。「社交ダンスなんてヘタレのダンスだ」と言って聞く耳を持たない。だが、次第に、心を開き始める。そして、生徒たちはレッスンが進むにつれ、社交ダンスの魅力に取り付かれていく・・・。

ダンスの講師役となるバンデラスのキレのあるダンスは見応えがあります。そして、あくまでも熱い指導ぶり。ダンスこそが人生と語るピエール。ダンスの成り立ちと現代のダンスとの共通性を解きつつ、生徒たちの興味をひいていきます。その真摯な態度から、信頼を得ていくのです。

そして、その中に織り込まれる熱い言葉の数々。現代の若者たちに共通する意識にカツを入れます。ダンスを通して、相手を受け入れ敬意を表し、相手を思いやる気持ち、友情、信頼感、マナーを培っていきます。そして、人生の可能性を広めてあげたい。自分自身を信じ、やり通すことができれば、きっと未来は拓けると。

実際の出来事に着想を得たストーリーは、感動に満ちています。独創性に溢れた社交ダンスをご覧ください。

2007/09/07

ココログ出版への道 Vol.4

いよいよココログ出版の申込みです。

申込みフォームからの基本情報を入力していきます。ブログのアドレスに始まって、本にする期間、送付先等。続いて、装丁を細かく指定します。目次の有無、改ページ、本文の色指定(モノクロかカラーか)縦書き・横書き等々。

最後の最後まで悩んだのは表紙のデザインでした。デザインパターンは全部で12種類。申込みの前までは、全体が青い「blue cloth」にしようと思っていましたが、申込み中に、再度確認してみましたら、急に悩み始めました。うーん。悩んだ末に、緑と白の横縞模様の「スタイリッシュグリーン」に決定しました。緑色が好きなのも理由のひとつ。

結局、こんな感じで見積申込みとなりました。

++ココログ出版の仕様++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
表紙デザイン               :スタイリッシュグリーン
本文色                          :モノクロ
目次                           :付ける
文字組み/記事ごとに改ページ  :横組み/改ページあり
製本                           :無線綴じ(ヨコ137×タテ188mm)
------------------------------------------------------

決済の場面になって、ちょっと戸惑いました。見積をしてもらうのですが、その際、料金が210円かかります。その後、発注と言うことになれば、見積料は差し引かれるのですが、発注にいたらなかった場合は、210円はそのまま発生し決済されます。

決済には「iREGi」という@Niftyのサービスを利用するのですが、この間、登録したプリージーユーザーIDではできませんでした。仕方がないので、本家のメールアドレスの分の@Nifty IDを入力しました。まあ、どちらでも良いんですが、何となく腑に落ちません。ちゃんとした申込み方法があったのかもしれませんが。

あとは見積と確認用PDFファイルの到着を待つばかりです。

申込み後、3営業日以内に見積と確認用PDFが到着、確認作業に入ります。内容確認後、本の発注となり、その後、3~4週間で出来上がり、発送となります。どんな感じで出来上がるのか、今から楽しみです(つづく)。

と言うことで、私のブログ「夢のつづき It’s a wonderful world ~私的映画考~」が本になります。そこで、この本が欲しいと言う方は下記のメールアドレスまで郵便番号、住所、お名前をお知らせください。折り返し、送金先等をご連絡いたします。締切は2007年9月14日17時まで。本体は2700円前後の予定(確定次第お知らせします)。なお、発送時の送料はこちらで負担します(冊子小包予定)。

tobio2003@hotmail.com

2007/09/06

「恋愛睡眠のすすめ」鑑賞

先日、「恋愛睡眠のすすめ」を観てきました。ミシェル・ゴンドリー監督作品(「エターナル・サンシャイン」「ヒューマン・ネイチュア」)。出演 :ガエル・ガルシア・ベルナル(「バベル」)、シャルロット・ゲンズブール、アラン・シャバ、ミウ=ミウ、ピエール・ヴァネック、エマ・ド・コーヌ、オレリア・プティ他。

父が亡くなりメキシコから母親を頼ってパリにやって来たステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)。心機一転、新しい人生のスタートを切ろうと張り切っていた。しかし、母親に紹介された仕事は、退屈なカレンダーの製版係だった。

そんなある日、アパートの隣室に素敵な女の子ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)が引越してきた。一目惚れに近い状態で、ますます張り切るステファン。しかし、シャイな性格ゆえ夢の中でしか思い通りに行動できず、虚しく空回り。夢と現実の区別がつかないステファンの妄想は続く。

ステファンはメキシコからパリにやってきて、フランス語は苦手。もともと内向的な性格だったのに、フランス語では自分の感情を上手く表現できず、ますます内にこもってしまう。しかし、自分の夢の世界では自由に、好きなことができた。

段ボールで作られた、放送局のスタジオから颯爽とテーマ曲に乗って登場するステファン。奇妙で不思議な映像が続きます。料理教室・夢の作り方。レシピは・・・。現実に起こったこと、記憶のどこかにあったこと、音楽、等々。様々な出来事を通して形作られ夢の中でおこる。それはそうなのでしょうが、あまりにも突飛でファンタジックな世界が繰り広げられます。

勤め始めた仕事先には、個性豊かなキャラクターばかり。鬱憤がたまっているステファンの夢に登場します。

子供のままのステファン。物作りや、空想が大好き。だから、夢の中もそのまま。しかし、いつしか夢の現実の境界線が分からなくなっていきます。ステファンとステファニーの恋の行方は・・・。

夢というのは、自分の鏡のようなモノ。起きている時には意識していなかったことでも、ドンドンと膨らんで違う世界を作り出します。そして、それは理想の世界なのでしょう。自分の思い通りになるし、何でも叶ってしまう。でも、それは何の解決にはならないし、むなしい妄想となってしまうだけ。それでは寂しすぎます。ステファンは寝ている時が一番幸せだったのでしょう。だからまた、内にこもる。それを乗り越えて、自らが行動するべきなのでしょう。余韻の残る素敵なラストシーンです。

2007/09/05

ココログ出版への道 Vol.3

このブログ「夢のつづき」は@Niftyのココログベーシックになっています。ココログのプランには、有料のベーシック・プラス・プロと無料のフリーがあります。昔から@Niftyの会員でしたから、ブログを始めるときには迷わずココログで登録しました。@Nifty IDに対してひとつのココログベーシックが無料で登録できます。追加でブログを作成する場合には有料になります。

そこで、ココログフリーという無料のブログを登録しました。フリーであれば、@Nifty会員でなくてもブログを作ることができます。ベーシックとは、若干、機能が違いますが、問題にならないくらいの違いなので、OKです。

さっそく、登録。プリージーIDを取得します。無料です。後々、ココログ出版を利用しますから、プリージーID取得時にクレジットカード情報も登録しておきました。登録が済めば、あとはブログの名前やアドレスを決めていくだけ。この辺は慣れたモノですから、さくさくと進みます。

タイトルはまったく同じ「夢のつづき」にして、アドレスは若干変えました。本にはブログのアドレスが表示されますので本来のアドレスとは違いますが、ここは致し方ない。

登録が終わったら、さっそく「読み込み(インポート)」をします。全件読み込み完了。あとは管理画面・記事一覧から、カテゴリーを指示して、50件ずつ削除していきます。削除しながら、懐かしい記事を見つけてはちょっと見入ったりして。

カテゴリー「私的映画考」のみを残した新しいブログの誕生です。

さて、いよいよ、「ココログ出版」の申込みです。(つづく)

2007/09/04

「デス・プルーフ in グラインドハウス」鑑賞

先日、「デス・プルーフ in グラインドハウス」を観てきました。クエンティン・タランティーノ監督作品(「パルプ・フィクション」「キル・ビル」)。出演 :カート・ラッセル(「ポセイドン」「バックドラフト」)、ゾーイ・ベル、ロザリオ・ドーソン、ヴァネッサ・フェルリト、シドニー・タミーア・ポワチエ他。

テキサス。人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共に車でお気に入りのバーに向かう。一見、無意味と思えるようなおしゃべりを繰り返す。そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイク(カート・ラッセル)がやってくる。その車は耐死仕様(デスプルーフ)の特別製だった。ジュリアたちはすっかり酔いも回り、目的地に向かおうとするが、その時、マイクの牙がむけられる・・・。

独特の雰囲気を醸し出す、あいかわらずの作風に唖然。現代が舞台のようですが、どこか古めかしい印象を受けるのは車の古さと、ときおりはいる画面のノイズ(意図的に)、ジュークボックス等々。60年代、70年代作品へのオマージュなのかもしれませんが、私には分かりませんでした。

凶器とも言える暴走車両。運転するのは狂気のスタントマン。走り出した途端にドキドキ感がわき上がります。なんとも言えない恐怖感も。かなりのバイオレンス度ですので、鑑賞には注意が必要です。

後半は、再び、別の車に目を付けたスタントマン・マイクが暴走します。

2007年9月22日からはロバート・ロドリゲス監督作品「プラネットテラーinグラインドハウス」が公開予定。

2007/09/03

「フェイス/オフ」私的映画考Vol.100

今日ご紹介するのは、区切の100本という事で、私の最も好きな映画「フェイス/オフ」です。ジョン・ウー監督作品(「ウィンド・トーカーズ」「M:i-2」)。出演: ジョン・トラボルタ(「ブロークン・アロー」「ソード・フィッシュ」)、ニコラス・ケイジ(「ワールド・トレード・センター」「天使のくれた時間」)、ジョーン・アレン、アレッサンドロ・ニヴォラ他。

かつて冷酷無比のテロリスト・キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)によって最愛の息子を失ったFBI捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)。情報を掴み、飛行場での追走劇のすえ、とうとうトロイを捕らえる事に成功。しかし、トロイがLAのどこかに細菌爆弾を仕掛けている事が判明。トロイは昏睡状態。

トロイの部下もまったく情報を知らない。唯一の情報源は獄中にいるトロイの弟ポラックスだけだった。そこで、FBI特殊班はアーチャーにトロイの顔を移植し、ポラックスから爆弾の設置場所を聞き出そうとするが・・・。

善と悪とも言うべきふたり。憎むべき互いの顔を取り替えた二人の男の果てしなき死闘を描くバイオレンス・アクション。

二丁拳銃、飛び交う弾丸、つんざく轟音、飛び散る火花、スローモーション、激しい銃撃戦。独特の映像美で魅せる銃撃戦は、ダンスを舞うかのように美しく華麗。スローモーションを多用してのアクションシーンは、見応えがあります。見せるべきところは見せる。動きが速すぎて見えないのでは意味がありませんから。

狂気に満ちたキャスターの表情、ハイになっていく様、こういう、ちょっと病的な役をやらせたらニコラス・ケイジは天下一品です。ふたり分の役柄を演じ分けているわけで、それだけでも難しい演技なのでしょうが、その狂気の表情にはゾッとさせられます。逆に、今までは堅物だったアーチャーが、突然豹変。戸惑う家族、同僚たち。一心不乱にキャスターを追いかける捜査官が、おちゃらけた表情、仕草でおどけてみせる。この辺は、ジョン・トラボルタお得意の演技でしょう。

一番好きなシーンは、銃撃戦の中、キャスターの5歳の息子・アダムがヘッドホンをして佇む。下からの照明。飛び交う弾丸。ヘッドホンからは「虹の彼方に Over the Rainbow 」が聞こえてくる。トロイを見つけてそっと手を伸ばす。虹の向こうには争いのない平和な世界があるはず、いつか夢は叶う、そんな思いを感じます。アダムは希望の光なのでしょう。

ジョン・ウー作品には銃撃戦がつきものですが、そんな中には、平和な社会を望む想いが込められています。いくつかあるのですが、その代表的なモノが、白い鳩。鳩は平和の象徴なのです。バイオレンスはあくまで表現方法の手段。上記のシーンもその一つでしょう。

自分の顔をした宿敵。その宿敵に向かって銃口を向けるというのはどんな気持ちなのでしょう。ふたりが鏡越しに対峙するシーンがあります。お互いに鏡に自分の姿を映しますが、それは宿敵の姿。それが正しい姿なのですが、複雑な心理状況を表現している良いシーンです。

ズバリ泣き所は、ラストシーン。壊れかけていた家族が、再びひとつになる感動的なシーンです。このラストシーンのために、6年前に始まるここまでのストーリーすべてがあったと思えるシーンです。映画館で初めて本作を観たとき、涙が頬をつたいました。ウルウルと来ることは何度かありましたが、ホントに涙が頬をつたったのは本作が初めてでした。おまけに何度見てもラストで泣いてしまいます。今回、あらためてDVDを観ましたが、今回も、もれなく涙が溢れました。

ショーンが、家族の顔を手の平で、指先で上から下へなぞる仕草が素敵です。家族の証なのでしょう。その仕草はいたるところで見られ効果的に使われています。もちろんラストシーンにも。

本作はバイオレンス・アクション作品ではありますが、様々な愛のカタチが含まれています。兄弟愛に家族愛、夫婦の愛。ダメな弟・ポラックスの靴ひもを結んでやるキャスター。それが彼なりの愛情表現なのでしょう。好きなシーンのひとつです。

ジャンルと言うのはあくまで、映画の舞台になるストーリーを区分けしているだけで、だいたいの映画は人間が主人公で、人間とは何であるか?を描くために、何かしらのメッセージを持っています。それを表現するための手段がジャンルなのでしょう。だから、どんな作品でも、そのメッセージを受け取るように心掛け、感情移入して、感受性をフル活用して鑑賞する。そこには、自分の境遇や人生経験等々が重ねられ、様々な想いが駆けめぐることでしょう。その上で、ほんの小さな事でも良い、何かひとつでも受け取れるモノがあれば幸いなことです。

2007/09/02

ココログ出版への道 Vol.2

ここまで来て、あきらめるわけにはいかない。と思い、まずはメールにてココログに問い合わせです。

ひとつのカテゴリのみを選択して、作成はできますか?
できるのであれば、申込み方法を教えてください。

答えはこうでした。

残念ではございますが、現在のココログ出版書籍申し込み仕様においては、カテゴリーを選択しての申し込みはできません。
日付の範囲による指定のみです。

ただひとつご面倒をお掛けする方法ですがご案内致します。
書籍にされない記事群を、お申し込みの時のみ予め、"公開"設定ではなく、"下書き"設定としていただきますと、書籍申し込みされた記事は"公開"設定のみを認識しますので、
可能です。

な、なにー。800件からある記事を100件だけのこして全部非公開(下書き)状態に?!とんでもない手間です。1件ずつ記事を開いて、下書き状態にして保存。気が遠くなるような作業です。そこまでするかなあ。本にはしたいけど、そこまで手間をかけるかあ。

それに、申込みの期間、他の記事がまったく表示されなくなるわけで、そうなれば、いつも訪問してくださる皆様にもご迷惑をかけることにもなりかねない。うーん。

そこで、考え出した苦肉の策。

もう一つブログを立ち上げて、そこに「私的映画考」だけを記事にすれば良いんだ!ココログにはバックアップの方法として、「書き出し(エクスポート)」というモノがあります。それこそ全件のバックアップですから、800件あまりの記事がテキストファイルに保存されます。

で、もう一つ別のブログを作って、今度は「読み込み(インポート)」すれば良い!その上で、不要な記事は削除していけば良いはず。まとめて削除するのはそれほど手間は掛からないから、問い合わせの返答よりもこちらの方が良いかも。

と言うことで、ココログフリーにて新しくブログを作成してみました。(つづく)

2007/09/01

ココログ出版への道

このブログ「夢のつづき」を始めて、およそ2年半。様々な記事を書いてきました。記事の件数も800件を超えています。その中でも、初期の頃から書きためたカテゴリー「私的映画考」。今まで観てきた作品の中からオススメ作品を中心に書いてきました。私にとっては大切な記事です。

感動した作品、泣ける作品等々、今観てもらいたい作品の数々。まもなく100本目(Vol.100)になろうとしています。と言うことで、きりの良い100本貯まったところで、本にしてみようと思っています。思い立ったのはいつの頃だったか、50本目の頃には確実に考えていましたし、本当に初期の頃だったかもしれません。

@Niftyのココログには「ココログ出版」と言って、ブログを本にするサービスがあります。1冊から作ることができます。ソフトカバー(無線綴じ)やハードカバー(上製本)で製本でき、中面をカラーにすることもできます。1冊の単価は1480円~(ソフトカバー、モノクロ、80ページ)。自主出版というカタチにはなりますが、自分だけの本が出来上がるわけです。

ところが、です。現在のココログ出版の仕様では特定のカテゴリーのみを選択しての作成はできないのです。ガーン。ココログ出版の存在は知っていましたが、詳しい内容についてはあまり調べていませんでした。

現在のココログ出版の仕様では日付範囲の指定でしか、申込みができないのです。全部の記事、すべてのカテゴリを、と言うわけにはいけないから、断念か・・・。どうしよう・・・。(つづく)

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