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2007/09/06

「恋愛睡眠のすすめ」鑑賞

先日、「恋愛睡眠のすすめ」を観てきました。ミシェル・ゴンドリー監督作品(「エターナル・サンシャイン」「ヒューマン・ネイチュア」)。出演 :ガエル・ガルシア・ベルナル(「バベル」)、シャルロット・ゲンズブール、アラン・シャバ、ミウ=ミウ、ピエール・ヴァネック、エマ・ド・コーヌ、オレリア・プティ他。

父が亡くなりメキシコから母親を頼ってパリにやって来たステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)。心機一転、新しい人生のスタートを切ろうと張り切っていた。しかし、母親に紹介された仕事は、退屈なカレンダーの製版係だった。

そんなある日、アパートの隣室に素敵な女の子ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)が引越してきた。一目惚れに近い状態で、ますます張り切るステファン。しかし、シャイな性格ゆえ夢の中でしか思い通りに行動できず、虚しく空回り。夢と現実の区別がつかないステファンの妄想は続く。

ステファンはメキシコからパリにやってきて、フランス語は苦手。もともと内向的な性格だったのに、フランス語では自分の感情を上手く表現できず、ますます内にこもってしまう。しかし、自分の夢の世界では自由に、好きなことができた。

段ボールで作られた、放送局のスタジオから颯爽とテーマ曲に乗って登場するステファン。奇妙で不思議な映像が続きます。料理教室・夢の作り方。レシピは・・・。現実に起こったこと、記憶のどこかにあったこと、音楽、等々。様々な出来事を通して形作られ夢の中でおこる。それはそうなのでしょうが、あまりにも突飛でファンタジックな世界が繰り広げられます。

勤め始めた仕事先には、個性豊かなキャラクターばかり。鬱憤がたまっているステファンの夢に登場します。

子供のままのステファン。物作りや、空想が大好き。だから、夢の中もそのまま。しかし、いつしか夢の現実の境界線が分からなくなっていきます。ステファンとステファニーの恋の行方は・・・。

夢というのは、自分の鏡のようなモノ。起きている時には意識していなかったことでも、ドンドンと膨らんで違う世界を作り出します。そして、それは理想の世界なのでしょう。自分の思い通りになるし、何でも叶ってしまう。でも、それは何の解決にはならないし、むなしい妄想となってしまうだけ。それでは寂しすぎます。ステファンは寝ている時が一番幸せだったのでしょう。だからまた、内にこもる。それを乗り越えて、自らが行動するべきなのでしょう。余韻の残る素敵なラストシーンです。

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