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2007/10/28

「インベージョン」鑑賞

先日、「インベージョン」を観てきました。オリバー・ヒルシュビーゲル監督作品。出演:ニコール・キッドマン(「めぐりあう時間たち」「記憶の棘」)、ダニエル・クレイグ(「007カジノ・ロワイヤル」「ルネッサンス」)、ジェレミー・ノーサム、ジェフリー・ライト、ジャクソン・ボンド、ベロニカ・カートライト他。

スペースシャトルが着陸に失敗し大破、アメリカ国内に残骸が散乱した。そこから、謎の物質が発見された。精神科医のキャロル・ベネル(ニコール・キッドマン)は、元夫タッカー(ジェレミー・ノーサム)から、息子オリバーへの面会要求を受けていた。その頃、彼女の周囲で不可思議なことが起こり始める。夫が別人になってしまったと訴える患者、謎の言葉を発する女性。オリバーの友達にも異変が・・・。そんな中、キャロルはオリバーをタッカーの元へと送り出す。

無感動で無表情の隣人たち。感情を持たない人々。外見は何も変わっていない。しかし、何かが違う。違和感。画一的な行動をし、見つめる目はどこか冷徹。それは、恐怖の始まりに違いありません。感情を表さず、笑顔も見せない、慌てることもなく、驚きの声も上げない。人間とは言えない言動。

キャロルを助けるのは、医師であるベン(ダニエル・クレイグ)。恋人でもある。キャロルがひょんな事から見つけた物質をベンに届け、分析をしてもらう。謎の菌は生命体だった。感染して、眠ってしまうと発症することが分かった。睡眠欲との戦い。寝ないようにするのは相当に辛い。別のモノに変わってしまうという恐怖とどちらが怖いか、辛いか。

人類すべてが、無感情、無表情になれば、争いごとや戦争のない世界が作れるのかもしれない。それは究極の進化なのか?穏やかな世界と言えるのか?人間と言えるのか?果てしのない人間の欲求、醜い争い、終わることのない戦争、そんな世界への警鐘なのかもしれません。

愛する息子を守るため、奔走し、不眠不休で行動する母親・キャロルの姿を描きます。そのことが人類を救うことにも通じるのですが、果たして・・・。人間の可能性を描くSFサスペンス作品。

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