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2007/10/03

「エディット・ピアフ 愛の賛歌」鑑賞

先日、「エディット・ピアフ 愛の賛歌」を観てきました。オリヴィエ・ダアン監督作品。出演:マリオン・コティヤール、ジェラール・ドパルデュー他。

エディットは祖母が営む娼館で過ごしていた。その後、大道芸人の父と共に、日銭を稼ぐ生活を送っていた。ある日、初めて人前で歌を歌う事になった。最初はおそるおそる。しかし、周りの聴衆は拍手喝采。歌手・エディットのスタートである。

時は流れエディットは20歳になっていた。街頭で歌っていたところを名門クラブのオーナー、ルイ・ルプレにスカウトされ、その歌声から“ピアフ(雀)”と名づけら本格的に歌手としての生活が始まる。そして、世界的なスター歌手となった彼女は生涯最愛の恋人マルセルと出会うのだったが・・・。

不遇の少女時代を過ごしたエディット。辛いことも沢山あったし、それなりに楽しいこともあった。一番の楽しみは歌うこと。父親と暮らす前は母親と一緒に生活していたが、母親もエディットと同じように街頭で歌を歌って生計を立てていた。それが、エディットに歌うことを運命づけていたのかもしれません。

一見、ワガママ放題のように見えるエディットの言動。しかしそれは、自分に正直に、歌に正直に生きようとしたからなのかもしれません。歌うことが生きることそのものだったエディット。歌えなくなった晩年はどんなに苦痛だったでしょう。

ラスト近くの記者のインタビューが彼女の人生をつぶさに描きだしています。最愛の恋人・マルセルとの出会い、そして永遠の別れ。その後のエディットには今までにない深みのある歌が歌えたように思えます。厳しい指導を受けたあの時。演じるんだと教わったあの時。すべてのことが、歌うことに真摯に生きたエディットにとって、糧となっていったのでしょう。

生涯「愛」を歌い続けたエディット・ピアフの人生を描く本作。誰もが知っている「愛の賛歌」「バラ色の人生」をバックに生き急いだとも言える生涯を感動的に描きます。

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