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2007/11/13

「題名のない子守唄」鑑賞

先日、「題名のない子守唄 」を観てきました。ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品(「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」)。出演:クセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド、クラウディア・ジェリーニ、クララ・ドッセーナ他。

イタリアに長距離バスでやって来たイレーナ(クセニア・ラパポルト)。何が目的で、この街にやってきたのか。住むアパートを探し、仕事を探すイレーナ。しかし、手元には大金があった。時間があれば、向かいのアパートをのぞき見る日々。貴金属商を営むアダケル家のメイドになったイレーナ。家事を完ぺきにこなす彼女は、アダケル夫人(クラウディア・ジェリーニ)から瞬く間に信頼を得るようになる。また、4歳になるアダケル家の娘テア(クララ・ドッセーナ)とも心を通わせ合うようになる。だが、そこには、イレーナの秘密があった。

前半は、台詞も少なめで、謎めく行動のイレーナを描きます。音楽もおどろおどろしく響き渡り、緊張感を煽ります。フラッシュバックする怪しげな映像。陰惨で、衝撃的。それは、ぬぐい去れない過去。

徐々に見えてくるイレーナの過去。そして、アダケル家に潜り込んだ理由。思わせぶりな伏線があちこちに点在し、観客をも勘違いで惑わしてくれます。そして、ドラマが進む内に、グイグイと引き込まれていく自分に気付きます。

アパートにある螺旋階段が印象的で、イレーナが次々と墜ちていく、抜け出せない蟻地獄のよう。イレーナのやったことは、確かに犯罪ではあるのですが、しかし、そこには愛がありました。

欲しいモノを得るためには辛抱が必要で、多くの試練をくぐり抜けたとき、何かを掴めるはず。サスペンスミステリーではありますが、忌まわしい過去から抜け出し、新しい自分を生きようとする主人公。その鬼気迫る言動の中から、確かな愛を感じられる作品になっています。少しだけホッとさせられるラストシーンは味があります。

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