« PSP「ギレンの野望 ジオンの系譜」その55 | トップページ | 今日は仕事納め »

2007/12/27

私的読書考2007

今年を振り返るシリーズ。今日は読書です。

今年2007年に読んだ本は26冊でした。ほとんどが文庫本。2002年に54冊読んだ以降は年々減ってきていて、2003年以降は30冊前後が続いています。

26冊の作者別内訳で多いのは、東野圭吾が8冊、伊坂幸太郎が4冊、筒井康隆が3冊(「七瀬ふたたび」他)となっています。東野圭吾では「浪花少年探偵団」シリーズ2冊、「同級生」「鳥人計画」「虹を操る少年」「時生」他を読みました。

浪花少年探偵団」「同級生」「鳥人計画」は殺人事件を発端に始まる事件を描いています。「鳥人計画」はスキージャンプ競技を題材にしている作品で、犯人が分かっている内に進む面白い展開。「同級生」は、主人公の同級生が事故死、その後高校で起こる連続殺人事件。主人公の少年の心情表現の移り変わり、見え隠れする真実が興味深い作品でした。

虹を操る少年」「時生」は殺人ミステリーではなく、サスペンスの部類でしょう。光楽という新しい音楽と楽器を作り出した少年をとりまく事件を描きます。争いのない新しい世界を作り出せるのか?「時生」は未来から来た少年・トキオとその父の若かりし頃の物語。感動的なラストです。

昨年から読み始めて、今年2番目に多く読んだのは伊坂幸太郎作品。デビュー作「オーデュボンの祈り」に始まり「アヒルと鴨のコインロッカー」「チルドレン」「グラスホッパー」の4作品を読みました。伊坂作品に共通しているのはテーマ性の深さでしょう。言いたいことが強烈に物語に反映しているように思います。特に人間の業を描いているように思えて仕方がありません。今後も読んでいきたい作家のひとりです。

他にも良い作品に巡り会えました。「」荻原浩、「水の時計」初野晴、「螢女」藤崎慎吾、「からくりからくさ」梨木香歩。新たに読んでみた著者が多かったのも今年の特徴かもしれません。

読書は自分では考えつかないこと、体験できないようなことを見せてくれ、そして、テーマについて考えさせてくれます。映像作品もそれはそれで良いのですが、読書はより想像力をかき立ててくれます。来年も多くは読めないでしょうが、無理のない程度にいろんな本を読んでいきたいと思っています。

 

« PSP「ギレンの野望 ジオンの系譜」その55 | トップページ | 今日は仕事納め »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私的読書考2007:

« PSP「ギレンの野望 ジオンの系譜」その55 | トップページ | 今日は仕事納め »

2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ