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2007/12/18

「アイ・アム・レジェンド」私的映画考Vol.115

先日、「アイ・アム・レジェンド」を観てきました。フランシス・ローレンス監督作品。出演:ウィル・スミス(「幸せのちから」「アイ、ロボット」「インデペンデンス・デイ」)、アリーシー・ブラガ、ダッシュ・ミホック他。

西暦2012年。科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)はひとりで生きていた。人類は絶滅してしまったのだろうか。ロバートは、愛犬サムとの孤独な生活を送っていた。生きるために狩りをし、体力向上にも余念がない。娯楽も忘れない。CDショップを訪れ、マネキンに話しかける日々。そして、凶暴化した人類・ダーク・シーカーズにおびえながら。それでも、人類再生の日を信じ、研究にも精を出す。人類は本当に絶滅してしまったのか?ダーク・シーカーズを人間に戻すことはできるのか?近未来SFアクション巨編。

荒廃したニューヨークの街並みは圧巻です。そりゃあCGなのでしょうが、見事にリアルに描かれています。ニューヨーク市が伝染病の発生した場所であったため、封鎖されてから3年の月日が経っています。道路脇には渋滞の列、はびこる草木。遠くからは獣の鳴き声まで聞こえます。

そんな、大きな街にひとりと一匹。他に誰か生き残っている人がいるのではAM波で呼びかけ続けます。毎正午に港で昼食をとっていると。食物を育て、狩りをします。が、そこは弱肉強食の世界。厳しい現実もあります。

そして、ダーク・シーカーズの脅威。人間が凶暴化したモノで、紫外線に弱く、日中は活動できません。そのため、ロバートは日中は外出しますが、夜間は家に閉じこもり、震えながら眠るのです。無事、朝が迎えられるように。そんなある日、特効薬の人体実験をするために、ひとりのダークシーカーズを捕らえます。そこから、彼の日常は変わっていったのです。

孤独な主人公・ロバート・ネビルの心理を細かく描き、回想シーンで家族との絆、事件の発端となる情景を描きます。CDショップでのヒトリゴトによる会話や、愛犬・サムに話しかける様はまさに孤独そのもの。しゃべらずにはいられないのでしょう。

孤独感から来る憤り、自分の力不足から感じるやるせなさ、様々な想いが重なって感情を爆発させるシーンがありますが、迫力があり、感動的でもあります。人はどんなときに自分の限界を感じてしまうのか、怒りの矛先を誰かに向けてしまうのか。相手をなじっているわけではなく、自分のふがいなさを恥じているのでしょう。怒り、そして涙。複雑な感情を表現した見事なシーンでした。

人類を何度となく救ってきたウィル・スミスは、今回も救うことができるのでしょうか?永遠に続くと思われる闇の中にも光をもたらそうとする強い情熱・意志が、世界を救うことに通じるのでしょう。そして、彼は伝説となった。

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