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2008/01/14

決定!2007年私的映画大賞

悩みに悩んだ末、2007年私的映画大賞は以下の4作品(鑑賞順)に決定しました。

ホリデイ
バベル
幸せのレシピ
ブレイブ ワン

「ホリデイ」は、恋人たちの思わず笑ってしまうような、笑みがこぼれてしまうようなユーモラスなシーンが満載で恋愛映画としても十分楽しめますが、何よりも人と人との関わり合いの中から生まれる優しさ、暖かみ、信頼等々、ヒューマンドラマとして感動できました。信じるのではなく、疑わない。そんな人間関係を築けるのではないかと。人間って良いなと思える作品でした。心のリフレッシュに良い作品です。

「バベル」は、現代の社会の歪み、言葉の通じない世界、気持ちの通じない世界を描きます。映画で世界を良くすることは出来ないかもしれないけれど、世界がひとつになるための努力はできるはず。その一歩になれば素敵なことなんじゃないかと思えます。

境界はどこにあるのか?言葉や宗教や文化の違いではなく、自分自身の中にある心の壁なのかもしれません。争いのない平和な世界は築く事は出来るのか。人間はひとりひとり、孤独に生きている。でも、どこかで誰かと繋がっていると思えるから生きていけるのかもしれない、様々な想いに浸れる作品になっています。

「幸せのレシピ」は、喪失感の中から立ち上がろうとする二人の姿を通し、新しい自分を見つける事の大切さ、心温まる交流を描く感動作になっています。本当の幸せを築きたいと思ったら、自らが動かないと何も変わらない。それは自分を曲げるのではなく、新たな自分を発見すること。毎日の生活に疲れた時に、ホッとしたい時に見るのには良い作品です。

今回、私的映画大賞にノミネートされた作品には、第79回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた天才子役、アビゲイル・ブレスリン出演作品(他に「リトル・ミス・サンシャイン」)が2本ありましたが、今後が楽しみな女優です。本作でも、憂いのある瞳や、キラキラとした輝くような瞳で弾けるような笑顔が観られます。

「ブレイブワン」は、善と悪の境目が分かりにくくなっている現代社会の歪みを描いた作品。殺人犯を撃ち殺すのは殺人者なのか、正義の味方なのか。曖昧な正義、倫理観、道徳観を描きます。それは勇気と言えるのか。人間には決して越えてはならない境界線がある。越えれば、もう後には戻れない。強烈なメッセージのある作品でした。

映像としても、面白いアングルが多くあり、見応えがありました。精神的に不安定な状況を表現するために水平を崩す映像や、路地を迷路のごとく走る主人公を追う俯瞰の映像が特に印象的でした。

順番は付けていませんので、すべてが大賞と言うことになります。あくまで私的な感想、私的な選考、私的な決定です。映画は人それぞれの見方があって良いと思います。当然、その人の今までの経験や人生、趣味嗜好が、映画鑑賞に対して色濃く反映されるモノであると思っています。

なので、こういう映画が好き、こういう作品に感動した等々、様々な意見があって良い訳ですし、感情移入しやすい作品、しにくい作品もあります(もちろん、映画としての最低レベルの技術的な問題もありますが)。

何はともあれ、映画は良いモノです。自分では考えつかないこと、経験できないようなことを、劇場にいながら、家にいながらにして、疑似体験できる。そして感動できる。これからもたくさんの映画を観て、何度も観たくなるような素敵な作品に出会える事を期待しています。

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