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2008/05/27

「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」私的映画考Vol.142

先日、「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」を観てきました。アンドリュー・アダムソン監督作品。原作:C・S・ルイス。出演:ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、ベン・バーンズ他。

ペペンシー兄妹の治めた黄金時代から1300年の歳月が流れたナルニア国。魔法の国ナルニアは、戦闘民族テルマール人に征服されていた。迫害され生き残ったわずかなナルニアの民は森に潜み暮らしていた。一方、テルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースに世継ぎが生まれ、王位継承者であったカスピアン王子(ベン・バーンズ)の暗殺を企てる。逃げるカスピアンは、”魔法の角笛”だけを手に城から逃亡し、逃げ込んだ森の奥深くで、ナルニアの民たちと出会うが・・・。

前作から1年ロンドンの暮らしにも慣れ始めたピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィのペペンシー兄妹でしたが、ナルニア国が忘れられません。そんな、ある日、予感めいたモノを感じた兄妹たち。地下鉄のホームで見た光景は、忘れもしないナルニアの青き海と白い砂浜でした。しかし、兄妹たちが見たナルニアは、かつての繁栄は見る影もなく、荒廃しきっていました。愕然とする兄妹たち。

ナルニアの民の生き残りがいると情報を得た兄妹たちは、森を行きます。アスランの影を見たルーシィでしたが、兄妹たちは誰も信じてくれません。その後、カスピアン王子とも出会い、ナルニアの民ともで会うことが出来ました。すぐにテルマール人は攻めてくる、準備を進めなくてはと急ぎます。

そして、テルマール人の軍勢はナルニアの民に迫ります。圧倒的な力の前に敗れてしまうのか?!その時、彼らの前に現れたのは、かつてのあの勇姿でした。

伝説の四人の王を呼び戻すと言われる”魔法の角笛”。角笛を持ったカスピアン王子。角笛によって再び呼び戻された兄妹たち。かつて全能なる王アスランに祝福され、生きとし生けるもの全てが幸福に包まれていたナルニア国を取り戻すため、人間の王子が魔法の国の民を率いて立ち上がります。

名誉を重んじるのは良いが、名誉を重んじすぎると、周りが見えなくなる。謙虚さこそ、人の上に立つモノに必要なこと。そして、二度と同じ事は起きないし、過ぎたことはやり直せないのです。何よりも、ナルニアに来て多くのモノを学んだ兄妹たちの精神的な成長にも、見る者を勇気づけてくれるような気がします。

前作にも増して映像技術の進化に目を見張ります。もはや、映像に出来ないモノはないんでしょう。雄大な自然も実に美しいですが、その舞台を所狭しと駆けめぐるナルニアの民と4人の王の活躍。誇り高きネズミの騎士は要注目です。構想、スケール、ドラマ性において前作を遥かに凌いでいる本作。前作を再度観てから鑑賞すると、細かなところがより楽しめるようになっています。

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