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2008/06/05

「ランボー 最後の戦場」私的映画考Vol.144

先日、「ランボー 最後の戦場」を観てきました。シルベスター・スタローン監督作品(「ロッキー・ザ・ファイナル」)。出演 :シルベスター・スタローン、マシュー・マースデン、グレアム・マクタビッシュ、レイ・ガイエゴス、ティム・カン、ジェイク・ラ・ボッツ、ジュリー・ベンツ他。

故郷アメリカを離れ、タイの山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボー。ミャンマーの少数民族を支援するため、キリスト教支援団体の一行が現れる。医療品を届けるための船を出して欲しいとランボーに依頼しに来たのだ。送り届けたランボーだったが、安否が気になっていた。そして、不安は的中し、一行が軍に拉致されたとの知らせを受けるランボー。救出のために雇われた傭兵部隊5人と共に、手製のナイフと、弓矢を手にしたランボーは戦場へと赴くのだったが・・・。

ミャンマー軍によるカレン族虐殺の実態は、凄まじいモノです。実際のニュース映像も映し出されていますが、凄惨極まりない。思わず眼を覆ってしまうモノばかり。劇中に登場する戦闘シーンは、映像技術の進歩により、さらに壮絶になっています。R-15指定ですので鑑賞には注意が必要です。

しかし、それが、今日でも世界に存在している戦場の現実なのです。ランボーは、孤独に戦場とはかけ離れた世界で、ひっそりと生きてきましたが、キリスト教支援団体の女性・サラの志の高さに感銘を受け協力します。が、捕らわれた一行。危険を承知の上での行動でしたが、悲惨な現実を目の当たりにした彼らは自分達の行く末に恐怖します。

そして、傭兵部隊と共に立ち上がるランボー。目的を持たずに生きるか、何かのために死ぬか。ランボーはここを最後の戦場と決意して、森を走るのです。凄惨な戦場を見つめるランボーの胸に去来するモノはいったい何だったのでしょう。虚しさだったのでしょうか、それとも郷愁だったのでしょうか。戦場には神はいない。このむなしく愚かな行為はいつまで続くのか。

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