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2008/09/01

「20世紀少年」鑑賞

先日、「20世紀少年」を観てきました。堤幸彦監督作品。原作:浦沢直樹。出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、宮迫博之、生瀬勝久、小日向文世、佐々木内蔵助、石橋蓮司、中村嘉葎雄、黒木瞳他。

若い頃、ロックスターを目指していたケンヂ。今は実家のコンビニを継ぎ、失踪した姉の子供カンナを育てている。そんなある日、同窓会にいったケンヂは旧友から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト教団が、ケンヂたちが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの怪しい事件を起こしていることを聞く。その後、得意先一家の失踪と、仲間のドンキーの死に教団が係わっていることに気づき、事件の謎を解こうとケンヂは立ち上がるが・・・。人気コミックの実写映画化作品。

浦沢直樹氏の原作である人気コミックは好きで読んでいましたので、楽しみに観に行きました。シリーズ3部作の第1章となる本作。壮大なスケールの物語の序章にふさわしい内容でした。

1969年、草むらで作った秘密基地で、細菌テロ、巨大ロボット、空港爆破、2000年の大晦日に人類は滅亡する等々。ケンヂたちは「よげんの書」に書き、夢中になっていた。1997年、同窓会で再会した面々。中年となったケンヂたち。数十年ぶりにあった級友たちは生活感に溢れ、誰が誰だか分からない。それが現実。しかし、そこで聞いたカルト教団”ともだち”の噂。「よげんの書」の通りのことが次々に起こっていく。

2000年の大晦日。20世紀最後の日。「よげんの書」の通り、人類滅亡の危機が迫っていた。”ともだち”の陰謀を防ぐことはできるのか、”ともだち”の正体はいったい?そして、ケンヂたちの運命は・・・。

敷島教授、お茶の水工科大学、金田正太郎、キリコ、平凡パンチ、アポロ11号、大阪万博、銀玉鉄砲、忍者ハットリくんのお面と、その時代のちょっと懐かしい小ネタが次々に登場し、同世代の人たちはにんまり。若い観客がわりと多かったのですが、その辺りは分からないのではないかと思いますが、他の楽しみ方があるのでしょうね。

音楽の演出が興味深いです。流れているBGMが、突然カットオフ。ショッキングな映像に切り替わります。音楽が途中で切れるというのは、精神衛生上かなりの衝撃を受けますが、それが何度かあるので、どきりとします。

夢破れ、今はごくごく平凡に暮らしている主人公ケンヂ。平凡な毎日に埋没しています。知らぬ間に事件に巻き込まれていき、とんでもないモノと戦う羽目になっていきます。しかし、その原因を作ったのは自分達だと気づきます。その恐怖感、焦燥感、不安感。ごく普通の中年である平凡な自分に何ができるのか。地球を救えと言われても・・・。

ケンヂ役を唐沢寿明、オッチョ役を豊川悦司、ユキジ役を常盤貴子と実力派揃いの豪華出演陣も見応えがあります。他にも1シーンのみの出演者は数知れず。良くもこれほどコミックに似た役者を揃えたモノだと感心しきり。役者の実年齢を言うと、ばらつきはあるようですが、そこは見ないふりと言うことで。

第2章は、2009年1月31日公開、第3章は2009年秋公開。浦沢氏も脚本監修として参加していて、原作とは違う結末が用意されているという事ですから、楽しみは尽きません。エンドロール後の第2章の予告編を見て、ますます期待が膨らみます。

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