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2008/09/28

「エバン・オールマイティ」私的映画考Vol.159

今日、ご紹介するのは、「エバン・オールマイティ 」です。トム・シャドヤック監督作品。出演:スティーヴ・カレル(「ゲット・スマート」「リトル・ミス・サンシャイン」)、モーガン・フリーマン(「ウォンテッド」「最高の人生の見つけ方」)、ローレン・グレアム、ジョン・グッドマン、モリー・シャノン、ワンダ・サイクス他。

かつてTVのキャスターだったエバン(スティーヴ・カレル)は下院議員に当選し、一家でバージニア州郊外に引っ越す。エバンが“世界を変えたい”という公約を実現したいと祈った翌日から、不可思議な出来事が起こり始める。そして、神様(モーガン・フリーマン)がエバンの前に現われ、旧約聖書のノアのように方舟を作るよう告げる。やがてエバンのもとにどこからともなく動物たちが集まりだし、エバンも方舟を作ろうと決心するが・・・。

神様から1週間だけ万能の力を与えられた主人公を描くジム・キャリー主演「ブルース・オールマイティ」の続編。続編と言っても、連続性はほとんどなく、主人公ブルースのライバル的な役柄だったエバンが主人公となり、神様役のモーガン・フリーマンが連続出演していることくらいですので、前作を観ていなくても十分楽しめます。

初登庁の前夜、殊勝にも神にお祈りをして眠りについたエバン。ところが翌朝から、不可思議な出来事が次々に起こり始めます。奇妙な届け物、つがいで集まり始める動物たち・・・。そして、神の出現。「世界を変えたい」と願うエバン。公約の一つでもあります。最初は相手にしていなかったエバンでしたが、次第に神を信じ、自分の役目を果たそうとし始めます。

初めての土地、初めての家、初めての仕事で、ノイローゼになったのでは?と疑う妻・ジョーン(ローレン・グレアム)。最初は楽しそうに手伝う3人の息子たちでしたが、家族も次第に崩壊していきます。それは、エバンのヒゲや髪が急激に伸び始め、服装も変えて、容姿がノアそっくりになっていき、とうとう議員を休職させられてしまうからでした。

コメディらしく、見事に笑わせてくれます。しかし、大物議員の陰謀や、家族の崩壊、と様々な伏線が絡みながら物語はクライマックスへと続きます。神は人類を滅ぼそうとしているのか?古参議員の陰謀とは?洪水は本当に起こってしまうのか?たったひとりの政治家は人類を救う事が出来るのか?!クライマックスには、文字通りの神がかり的なスペクタクルが待ち受けています。

レストランで、神扮する店員(名札が「ALL MIGHTY」となっています)と妻・ジョーンが、「ノアの方舟」の話しをするシーンがありますが、ここでの会話はとても良いです。そして、ラストシーン。いますぐ、世界を変えることはできないが、小さな変化を積み上げていけば、いつか世界を変えることができるのかもしれない、と思わせてくれる素敵なエンディングです。

助け合い、信じることの大切さ、家族の素晴らしさを描きながら、大いに笑ったあとに、爽やかな感動を味わえる作品になっています。チャンスはいつも自分の側にあるはず。

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