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2008/10/07

「容疑者Xの献身」鑑賞

先日、「容疑者Xの献身」を観てきました。西谷弘監督作品。原作:東野圭吾。出演:福山雅治、堤真一、松雪泰子、金澤美穂、柴咲コウ他。

高校の数学教師、石神哲哉(堤真一)は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子(松雪泰子)に淡い思いを抱いていた。そんなある日、隣室から物音がし、石神が声をかけると、靖子の元夫・富樫を勢い余って、殺してしまったという。数日後、富樫の死体が発見され、元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた。その石神は、天才物理学者・湯川(福山雅治)が生涯で唯一天才と認めた天才数学者だった。

東野圭吾の物理学者湯川シリーズ「探偵ガリレオ」「予知夢」のTVドラマシリーズ「ガリレオ」の続編となる作品。ドラマシリーズからレギュラー陣が総出演します。原作小説は、第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞に輝いた作品。

好きな作家の映像化作品は小説を読んでから、観るように心掛けています。本作も同様に小説を読んでからの鑑賞となりました。小説と映画と若干の相違点はありますが、全くの別物として鑑賞するのが得策です。

本作は、原作の持つ、哀愁というか、悲しみというかを見事に表現しています。湯川と石神の友情を中心に、石神の恋、あまりにも深い愛情をせつなく表現しています。そして、堤真一演じる石神のなんとも言えない迫力、威圧感が凄いです。最後まで明かされない石神の深い想いも、また・・・。

科学は人を幸せにするためにある。科学に携わる湯川が、推理をめぐらす本シリーズですが、本作では、謎を解いても誰も幸せになることはできないのです。天才故の苦悩、葛藤。ドラマシリーズで見られたユーモラスな湯川とは違い、どこか悲しげで、憂いのある表情を見せてくれます。

小説とは微妙に違うラストシーンの印象。舞い散る雪に、悲しみが一層増していきます。

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