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2009/01/12

「チェ 28歳の革命」鑑賞

先日、「チェ 28歳の革命」を観てきました。スティーヴン・ソダーバーグ監督作品(「オーシャンズ13」「エリン・ブロコビッチ」)。出演:ベニチオ・デル・トロ(「トラフィック」「21グラム」)、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ジュリア・オーモンド他。

アルゼンチン人の医者であるチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)との運命的な出会いによって、自らの人生の矛先を変え革命へと参加する。それは、たった12人で独裁政権の国キューバを革命するという、無謀な闘いであった。次第に頭角を現すチェ・ゲバラは、カストロの信頼を得、軍医から司令官へとなっていく。そして、キューバ革命の要となる「サンタクララの戦い」が始まった。

物語は1950年代のキューバ革命に至る映像と、1964年のニューヨークでのインタビュー、国連での演説(モノクロ)の映像が交互に現れる構成になっています。本編開始前にチェ・ゲバラの人となりを説明した短い映像が流され、物語に入っていく準備が出来ました。チェ・ゲバラの名前は知っていましたが、どんな人物であったのかはまったくと言っていいほど知りませんでしたから。

物語の展開が速く、細かな説明のないまま、場面が変わっていきます。そして、登場人物の感情表現はほとんど観られず、喜怒哀楽が感じられません。そこで、自分なりに解釈をしながら観ていくことになるわけで、そこには個人差が生まれていき、難解さを感じるのかもしれません。

20世紀最大のカリスマにして、愛を持った革命家チェ・ゲバラの人間らしさを描いているのでしょうが、そこが感じられませんでした。登場人物に対して、感情移入が出来ないからなのかもしれません。

また、傭兵として一国の革命に参加する動機が伝わりませんでした。確かに革命が成功したあとは、革命を中南米に拡げるという志はあったのでしょうが、その辺りの背景があまり描かれていないので、さらに難解さが増しているのかもしれません。

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラは、何故20世紀最大のカリスマとなったのか?チェ・ゲバラの美しくも短い39年の生涯を描くチェ・ゲバラ2部作。後編の「チェ 39歳別れの手紙」は2009年1月31日公開。

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