« 「孤独な嘘」鑑賞 | トップページ | プリウスくんが行く!Vol.70 »

2009/01/14

「ザ・ムーン」私的映画考Vol.169

先日、「ザ・ムーン」の試写会へ行ってきました。デヴィッド・シントン監督作品。提供:ロン・ハワード(「アポロ13」「ビューティフル・マインド」)。出演:アポロ計画の宇宙飛行士達、バズ・オルドリン(11号)、マイク・コリンズ(11号)、ジム・ラヴェル(8号/13号)、ジーン・サーナン(10号/17号)他。

1960年代。アメリカ合衆国は宇宙計画でソビエト連邦の遅れをとっていた。ケネディ大統領の強い意志を受け、人類初の月面着陸を目指し、アポロ計画を発動させる。全世界が注目する中、アポロ11号は月を目指して、飛び立つ!そして、1969年から1972年の間に、9機のロケットが遥か38.4万㎞の彼方、月へと飛び立ち、12人が月面を歩いた。

「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては大きな飛躍である」あまりにも有名なアームストロングの台詞。1969年当時、物心ついていない私にとっては、リアルタイムで人類初の月面着陸を体験したわけではありませんが、この作品により、あらためて人類の偉業を追体験できる様な気分になりました。

人類が初めて月に第一歩を標してから40年。その偉業を成し遂げるまでの過程や、宇宙、月面での体験を実際の映像や宇宙飛行士らのインタビューで構成されたドキュメンタリー作品になっています。

一部、報道で月面着陸はねつ造ではないか?という疑惑がありますが、エンドロールではそこのとにも触れています。言われると、この映像はどうやって撮ったんだろうと言う思いもなきにしもあらずです。が、NASAがそんなことをする意味が分かりません。

本作の映像を60年代、70年代に創り出す方が、大変なように思います。そんな思いを払拭するような、地球や月面の荘厳で、美しい、映像の数々に魅せられます。まさに奇跡の映像、奇跡の体験に違いありません。

そして、宇宙へ行き、月面に降り立った飛行士たちは、地球を外から見て口々にこう言います。「地球は美しい」と。広大な宇宙の中にある、繊細でちっぽけな存在・地球。そして、その地球の上で暮らす人類。宇宙へ行くと意識も変わっていくのでしょう。

その後、環境破壊が進み、地球は壊れかけています。だからこそ、今、本作を見るべきだし、人類は意識の変革をもたらし、地球に対してもっと優しくなるべきなのでしょう。

月に赴いた宇宙飛行士たちの生の証言と、鮮やかに蘇ったNASA蔵出しの初映像で綴られる、感動の一大エンタテインメント・ドキュメンタリー。

そして、いまだに地球外に立った人間は、この12人しかいない。2009年1月16日公開。

« 「孤独な嘘」鑑賞 | トップページ | プリウスくんが行く!Vol.70 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

私的映画考」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/43684635

この記事へのトラックバック一覧です: 「ザ・ムーン」私的映画考Vol.169:

« 「孤独な嘘」鑑賞 | トップページ | プリウスくんが行く!Vol.70 »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ