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2009/01/11

「ヤング@ハート」私的映画考Vol.168

先日、「ヤング@ハート」を観てきました。スティーヴン・ウォーカー監督作品。出演:アイリーン・ホール、スタン・ゴールドマン、フレッド・ニトル、ドラ・モロー、ボブ・シルマン他。

アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町ノーサンプトン。平均年齢80歳のおじいちゃんとおばあちゃんたちで構成されたコーラス隊「ヤング@ハート」。歌うのはクラシックやスタンダードではなく、ロックやR&Bの曲ばかり。コンサート前の6週間、彼らに密着し、リハーサルの様子やプライベートを追う感動のドキュメンタリー作品。

「ヤング@ハート」のあの元気さはどこから来るのだろう。とにかく元気。確かに、見るからに身体が弱っているご老人もいるにはいるのですが、それでも気持ちは元気で若々しい。

そんな彼らが、聴いたこともないような、テンポが速く、複雑なリズムのロックやR&Bを歌うのです。その曲を完全に自分たちのものにしているのだから驚きはさらに増します。観れば観るほど、感動を呼ぶパフォーマンスはどこからくるのだろうのだろう、という感動がこみ上げてきます。

歌っている姿も素敵なのですが、プライベートの映像も素敵に元気です。92歳になる花形スター・アイリーンのジョークともつかない戯言は、見ている方が、恥ずかしくなるくらい。他のメンバーにも、歌に対してそれなりに意地もあるようで、そんな気持ちも若さを保つ要因の一つなのかもしれません。

とにもかくにも、歌うのが好きだから、気持ちは若く、元気でいられるのでしょう。歌うことは健康にもいいだろうし、歌詞を覚えることは脳の老化を遅くすることにもなる。歌じゃなくても良い。何か好きなモノに熱中できたら、こんなに素敵なことはないと思えます。そして、愛する家族に囲まれ、なによりも良い仲間たちと和気藹々と趣味を楽しむ。それが、人生なんだと。

しかし、悲しい別れはやってきます。なんせ、平均年齢80歳。突然、病状が悪化し、練習に出られないこともしばしば。そして、永遠の別れも・・・。それでも、その悲しみを乗り越え、彼らは歌い続けます。それが、一番の供養になるのだから。虹の架け橋の上から見守ってくれている元メンバーたちに届くように。

最後のコンサートは大入り満員。観客の笑顔が最高です。スタンディングオベーションも鳴りやまず、とても感動的。あまりの元気さに、思わず笑みがこぼれ、そして、涙が溢れます。歌う姿、ポジティヴな姿に感動し、なにより元気になれる作品です。

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