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2009/02/18

手塚治虫2009「手塚治虫・現代への問いかけ」鑑賞 その2

NHK BS2で放送された手塚治虫2009 ~いのち・科学・未来へGO!「手塚治虫・現代への問いかけ」を観ました。2009年2月9日~12日、21:00~。

今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。おまけに、衛星放送も20周年。と言うことで、「2009年BSは手塚治虫」と題して、様々な特集、番組が用意されています。司会は手塚眞、渡邊あゆみアナウンサー。

今回の「手塚治虫・現代への問いかけ」は、2009年2月9日~12日の四夜連続放送された番組。スタジオにゲストを招き、「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「火の鳥」などの代表作を中心に、作品に込められたメッセージを語り合いました。途中、アニメ作品をはさんだり、「とことん石ノ森章太郎」でも見られた、漫画作品を台詞も交えてあらすじを紹介するコーナーもありました。

<第3夜>「いのちとヒーロー ブラック・ジャックからの問いかけ」では、生命の大切さを問い続けた手塚治虫の代表作の一つ「ブラック・ジャック」について語ってくれました。ゲストは、海堂尊(医師・作家)。医者であり作家である海堂氏。手塚治虫と重なる部分もあるのでしょう。なかなか興味深い内容でした。

短期集中連載として始まった「ブラック・ジャック」。人気がなければ4回で終了の予定でした。不遇の時代を通り抜けた手塚氏が、医師免許を持つ自らの経験・知識の中からみつけた起死回生の作品となりました。私も子供の頃に読みましたが、リアルな手術の描写が怖かったのをおぼえています。

<第4夜>「生と死を越えて 火の鳥からの問いかけ」では、ライフワークとなった「火の鳥」について語ります。過去、未来を舞台に永遠の命を求める人々を描いた作品「火の鳥」。「人はなぜ生きる」のか、「死とは」、「永遠の命とは」、人間の根源に迫る問題を投げかけています。ゲストは野田秀樹(劇作家・演出家)。

「火の鳥」は子供の時読んだ印象と、大人になってから読んだ印象が、一番違う作品でもありました。戦争や宗教を通して、何度も繰り返される人類の営み。そこで描かれる、人間の生きるという欲求は果てしがありません。それは、エゴなんでしょうね。火の鳥の登場人物と「エゴ」と言う言葉が始めて結びつきました。

子供の頃から読み続けている手塚漫画。私の手塚作品との出会いは「鉄腕アトム」でした。おそらく、少年誌の別冊でいろいろな作品が収録されていた中に「鉄腕アトム ロボットランドの巻」があったと思います。その後、朝日ソノラマから刊行されていたコミックを断片的に読んでいたと思います。

それから、「W3(ワンダースリー)」や「魔神ガロン」等の秋田書店刊を読み、「火の鳥」はマンガ少年別冊で読みました。

そして、「手塚治虫漫画全集」の発刊が開始され、「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「海のトリトン」「マグマ大使」等々に没頭しました。子供の頃には、ただただ面白いという感想でしたが、大人になり全集を全巻購入した以降は作品に込められらメッセージ、とりわけ生命の尊厳というようなモノを感じられるようになりました。

今回の特集番組を観ている内に、様々な想いがめぐり、少年時代の記憶が甦り、また手塚作品にあんなのもあった、こんなのもあったと思い出していました。手塚作品を再度読み直す良いきっかけになりました。今年は、沢山の特集番組が放送されていく事でしょうから、21世紀の今、40代になった今、読み返してみるとまた違う印象を受けることでしょう。

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