手塚治虫2009「手塚治虫・現代への問いかけ」鑑賞
NHK BS2で放送された手塚治虫2009 ~いのち・科学・未来へGO!「手塚治虫・現代への問いかけ」を観ました。2009年2月9日~12日、21:00~。
今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。おまけに、衛星放送も20周年。と言うことで、「2009年BSは手塚治虫」と題して、様々な特集、番組が用意されています。司会は手塚眞、渡邊あゆみアナウンサー。
今回の「手塚治虫・現代への問いかけ」は、2009年2月9日~12日の四夜連続放送された番組。スタジオにゲストを招き、「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「火の鳥」などの代表作を中心に、作品に込められたメッセージを語り合いました。途中、アニメ作品をはさんだり、「とことん石ノ森章太郎」でも見られた、漫画作品を台詞も交えてあらすじを紹介するコーナーもありました。
<第1夜>「ラストに込められたメッセージ」では、多くの作品の中に込められた手塚治虫のメッセージ。特にラストシーンに注目して語り合いました。
私自身も大好きな「ジャングル大帝」のラストシーン。何回も書き直されたと言います。クライマックス。ムーン山でレオとヒゲオヤジは猛吹雪に見舞われます。そのシーンを書くときに手塚氏はチャイコフスキーの交響曲6番「悲愴」を聞いていたんだとか。一番好きな手塚作品「ジャングル大帝」と一番好きなクラシック曲「悲愴」がこんなところでリンクしていたとは、嬉しい驚きでした。
ゲストは香山リカ(精神科医)、高橋源一郎(作家)、萩尾望都(漫画家)、船越英一郎(俳優)による、出会いの一作や、気になる一作、いまだから読んで欲しいお薦めの作品等の紹介もありました。
<第2夜>「夢と未来 アトムからの問いかけ」では、安藤忠雄(建築家)をゲストに手塚作品における先見性を語り合いました。戦後、復興の進む日本。不安もあったでしょうが、それ以上に希望もあったのです。
そんな中登場した「鉄腕アトム」。沢山の夢と希望を与えてくれたと言います。私のように戦争を知らない世代とは、受け取り方が違うのですね。それぞれの世代で思うところが違うというのもまた面白いところです。四夜とも年代がかなり高めだったので、20代、30代の若い人の感想も聞きたいモノです。
「鉄腕アトム」や「メトロポリス」等他作品における未来建築を建築家らしい、切り口で語ってくれました。
つづく。
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