「週刊 手塚治虫 創刊準備号」鑑賞
先日、NHKで放送された手塚治虫2009 ~いのち・科学・未来へGO!「週刊 手塚治虫 創刊準備号」を観ました。2009年3月29日(日)午後9:00~午後10:00 BS2、3月 30日(月)午後7:00~午後8:00 BShi。
今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。おまけに、衛星放送も20周年。と言うことで、「2009年BSは手塚治虫」と題して、様々な特集、番組が用意されています。
今回は、4月からのレギュラー放送を前にしての創刊準備号。出版社的なスタジオセットに編集長と編集員に扮する石澤典夫アナウンサーとモデルの杏さんを司会に、ゲストを迎えて手塚治虫作品について熱く語る番組。今回のゲストは石坂浩二さん。ブラックジャックについて語ってくれました。
動く漫画である、「モーション漫画」を初披露。ブラックジャックの「目撃者」を紹介。漫画のコマ割で進行させながら、ナレーションや台詞、効果音、音楽をつけたモーション漫画。白黒の漫画の世界に、さらに色づけがなされ、アニメーションを見ているかのようでした。ちょっと作りすぎかな?と思えるくらい作り込んでありますが、なかなか面白いです。
続いて、アニメ作品も放送されますが、今回は「火の鳥~復活編(監督:高橋良輔)」の後編を放送。「手塚治虫・現代への問いかけ」内で放送されていた「私の手塚治虫」 も健在。
4月から始まるレギュラー放送は、月間3本の準ウィークリー番組として、4月から10月まで放送されます。月ごとのテーマに沿って、作品を掘り下げていきます。
4月「科学と未来」 鉄腕アトム、メトロポリス
5月「自然と文明」 ジャングル大帝
6月「いのちとヒーロー」 ブラック・ジャック
7月「愛と勇気」 W3、リボンの騎士
8月「戦争と欲望」 紙の砦、アドルフに告ぐ
9月「闇と痛み」 どろろ、三つ目がとおる
10月「生と死そして永遠」 火の鳥
メジャーな作品が多いようですが、マイナーな作品にも良い作品が沢山ありますから、ぜひとも取り上げてもらいたいモノです。
創刊第1号は、4月10日(金)午後10:00~11:00 BS-2放送。ゲストは作詞家の秋元康さん。 創刊第2号4月17日(金)午後10:00~11:00 BS-2放送。ゲストはアニメ監督の富野由悠季さん。虫プロに所属していた事もある富野氏が、自らが制作に携わった「鉄腕アトム」や手塚作品についてどんな風に語ってくれるのか、楽しみです。
まもなく本格的にスタートする「週刊手塚治虫」。様々なゲストを迎えてのトークに期待が掛かります。楽しみに待ちましょう。
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