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2009/04/06

「コラムニスト:サラの選択」私的映画考Vol.181

今日、ご紹介するのは、「コラムニスト:サラの選択」です。マイケル・ランドン・ジュニア監督作品。出演:リサ・ペッパー、アビゲイル・メイソン、ソレン・フルトン、ダニエレ・チャクラン、エリオット・グールド、テス・ハーパー、タナー・マグアイア、ベイリー・マディソン他。
      
スランプに苦しむ新聞コラムニストのサラ(リサ・ペッパー)。ある日、結婚してアーミッシュの一員となっていた姉の訃報が届く。葬儀に赴いたサラは、姉の5人の子供たちには、自分以外、身元引受人がいないことを知らされ、引き取るか、施設に預けるかを悩む。苦し紛れにアーミッシュだった姉の葬儀について書いたところ、たちまち大評判になる。成り行きと下心から、子供たちを引き取って都会で育てるサラだったが・・・。

冒頭、極めて牧歌的な描写から始まります。馬車の登場で、ちょっと昔の話なんだなあと勝手に思ってしまいます。ところが、現代の話しなんだと分かります。

そもそも、アーミッシュと言う言葉・存在を知りませんでした。アーミッシュはプロテスタントの一派であり、現代文明を拒否して電気や車を使わず、馬車を用いて、おもに農業を営む生活をしていてます。一様に地味な服装をしていて、それは信仰の表れなのでした。

そんなアーミッシュの子どもたちは、大都会へと引っ越します。見るモノ全てが初めてのモノで、驚きは隠せません。しっかり者の長女リディ(アビゲイル・メイソン)から、末っ子のハンナ(ベイリー・マディソン)までの5人姉妹。女3人男2人。学校へと通いますが、生活信条の違いから、いじめにもあったりします。しかし、子どもたちにも変化が・・・。

子どもたちのことを書いたコラムは人気連載となりますが、そのことを内緒にしていたサラは、思いもしない結果を招いてしまいます。サラを支えるのは恋人のビル(エリオット・グールド)。プロポーズしようにも子どもたちとの生活が目の前にあり、なかなか言い出せません。

しかし、子どもたちの真摯な眼差し、言葉に気づかされることも多く、次第に気持ちが変わっていくサラ。姉とは疎遠になってはいたモノの、姉妹の絆はしっかりと繋がっていました。

ズバリ泣き所は、終盤。次々と訪れます。ある事件をきっかけに、サラと兄妹たちはより深く結びつきます。そして、お互いの幸せのために選択をするサラ。感動的なラストへと向かいます。

幸せのカタチは人それぞれで、どこでどんな暮らしをしていても、愛すること信じることを忘れなければそれで良いに違いありません。時にして選択を迫られるのは人生の常ですが、その時の優先順位をどう付けるのか、人生において何が大切なのかをあらためて感じさせてくれる作品でした。その後の新しい家族は、きっと愛に包まれていたに違いありません。

あいかわらずどんな内容なのか知らずに観ていますが、それがその時の気分に合うのか、何なのか分かりませんが、ピタッと来る時があります。まさにそんな感じ。期待もまったくしていませんから、偶然だとしても良い作品に巡り会えた時は最高に良い気分になります。

近代文明を拒絶し、自給自足のコミュニティを作って暮らすアーミッシュを題材にし、都会で生き、自立した女性である主人公と純朴な子供たちとの交流を綴った人間ドラマ。オススメです。

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