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2009/05/10

「週刊 手塚治虫 創刊第4号」鑑賞

先日、NHKで放送された手塚治虫2009 ~いのち・科学・未来へGO!「週刊 手塚治虫 創刊4号」を観ました。2009年5月8日(金)~、午後10:00~午後11:00  BS2。司会・石澤典夫アナウンサー、杏。

今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。おまけに、衛星放送も20周年。と言うことで、「2009年BSは手塚治虫」と題して、様々な特集、番組が用意されています。

今年2月から続々と放送された手塚治虫関連番組(「手塚治虫のすべて」「手塚治虫・現代への問いかけ」)に続いてスタートした「週刊・手塚治虫」。レギュラー放送は、月間3本の準ウィークリー番組として、4月から10月まで放送されます。月ごとにテーマを設け、作品を掘り下げていきます。5月のテーマは「自然と文明」。

創刊第4号のスタジオゲストは、作家の谷村志穂さん。ジャングル大帝のアニメを観て、動物に興味を持ったという谷村さん。大学でも動物学を学んだとか。実際にアフリカに行って生で動物たちを観たときは感動したと言います。

ジャングル大帝で描かれている動物たちに骨格を感じるという表現をされていました。確かに手塚治虫の描く動物や人間には、躍動感を感じます。実際には、骨格を意識して書いたと言うことはないのでしょうが、そこには、医学に見識のある漫画家としての目があったのでしょう。

ジャングル大帝で描かれている”愛”についても語ってくれました。主人公の白いライオンの子レオ。ジャングルの王であった父。捕らわれた船の中で生まれ、人間に育てられたレオは人語を解し、話します。母もなく、天涯孤独の身の上。

そんな身の上のレオがジャングルに戻り、暖かい絆で結ばれていきます。動物たちとも、人間たちとも共存を目指してジャングルをまとめていきます。レオをとりまく環境の中には多くの愛が満ちあふれていました。そして、自己犠牲の精神を貫き、世代を重ねていくのです。永遠に続く愛が。今回のお話しを聴き、あらためてその愛の深さを感じました。

少年時代に読んだときと、大人になってから読んだときで最も印象が違う作品が「ジャングル大帝」でした。少年時代にはドキドキワクワクの冒険活劇でしたが、大人になってからは、永遠の愛や受け継がれる生命の尊さを感じた作品でした。21世紀になった今、あらためて読み返してみようと思います。また違う印象を受けるかもしれません。

アニメは、ジャングル大帝「密林の大合唱」。モーション漫画は、ジャングル大帝から「レオの誕生」。

次回、 創刊第5号は、2009年5月15日(金)22:00~、 BS-2にて放送。スタジオゲストは評論家 宮崎哲弥さん。どんなこだわりのお話しが飛び出すか、楽しみに待ちましょう。

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