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2009/05/05

「チェイサー」鑑賞

先日、「チェイサー」を観てきました。ナ・ホンジン監督作品。出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ他。

デリヘルを経営する元刑事ジュンホ(キム・ユンソク)。そこで働く女たちが、たびたび失踪していた。ジュンホは、女たちが残した携帯の電話番号から一人の客に辿り着く。偶然、捕まえた男はヨンミン(ハ・ジョンウ)と名乗り、「女たちは俺が殺した。」とあっけなく自供する。が、証拠がないために、必死に捜索する警察だったが、証拠が掴めず奔走する。ただ時間だけが過ぎていく。ジュンホだけは、単独、生きているかも知れない囚われた女・ミジン(ソ・ヨンヒ)の命を救うため、夜の街を猛然と走り続ける。

偶然に捕まえた男は連続猟奇殺人事件の犯人だった。あっさりと自供しますが、証拠がありません。過去にも何度か逮捕はされていましたが、証拠不十分で、拘留を解かれてしまっていました。狂気すら感じるヨンミン。警察の捜査を弄ぶかのような証言を繰り返します。

そんなヨンミンに詰め寄るジュンホ。最初は、金のためでしたが、ミジンの娘を連れて捜査する内に情が移ったのか、ミジンの命を救うために必死になっていきます。ミジンの娘が母親が死んだのではないかと聞いたとき、泣きはらすシーンは秀逸です。

捜査が進むにつれ、明らかになっていくヨンミンの過去。いったい何があったのか、犯行の動機はいったい?警察は保身のためか、まったく捜査は見当違いの方向へ?焦るジュンホ。ミジンの命を救うことができるのか?

殺人鬼にただ一人闘いを挑む男・ジュンホは街を失踪します。緊張感みなぎるシーンの連続。人間の愚かさや心の闇を見事に描き出した本作。カンヌ国際映画祭で注目され、レオナルド・ディカプリオ主演でリメイクも決定しているとか。あまり見えないようにはなっていますが、残酷なシーンが多々ありますし、想像させられる怖さがある本作。最後まで展開が読めないサスペンス作品です。

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