« 「週刊 手塚治虫 創刊第8号」鑑賞 | トップページ | 「ターミネーター4」私的映画考Vol.191 »

2009/06/15

「ザ・スピリット」鑑賞

先日、「ザ・スピリット」を観てきました。フランク・ミラー監督作品。出演:ガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン、サラ・ポールソン、ダン・ローリア他。

セントラル・シティを悪から守る仮面の男、スピリット(ガブリエル・マクト)。死なない肉体を持つ彼は、街を守るために戦い続けている。スピリットは闇取引の現場へと向かうと、そこには宿敵・凶悪犯罪者オクトパス(サミュエル・L・ジャクソン)の姿があった。同じ現場からは宝石泥棒サンド・サレフ(エヴァ・メンデス)も脱出を図っていた。スピリットはサンドが自分の初恋の相手であることを知り、彼女を探しはじめるが・・・。

白と黒で描かれているシーンが多く、1ヵ所だけ原色を配する独特の映像表現が興味深いです。スピリットにしても全身黒ずくめですが、ネクタイが赤く印象的に映ります。舞台となるセントラル・シティも夜のシーンが多く、煙るように白と黒で描かれます。

宿敵オクトパスを嬉々として演じているのがサミュエル・L・ジャクソン。彼もまた不死の身体を持っています。撃たれてもどつかれても、死にませんスピリット同様、傷はすぐに癒えるのでした。

同じような身体を持つふたり。どうやら、オクトパスは、その秘密を知っている様なのですが、スピリットは知りません。過去に一度死んだことがあり墓場から甦ったスピリット。悪夢により、死の影に悩まされています。

ダークヒーローものではありますが、スピリットは時に笑わせてくれます。スピリットは無類の女好き。出会う女性、全部に声を掛けます。事件を追う内に出会うサンド・サレフは、初恋の女性でした。それも忘れたことのない女性。ここでもまた、葛藤が生まれます。犯罪者であるサンドをどうするべきなのか。

また、オクトパスの部下であるクローンたちもかなりマヌケで笑わせてくれます。命令には従いますが、それ以外のことはしません。少々、頭のネジが緩んでいるようで、そんなクローンが沢山いても役に立たないのです。

永遠に生きることになるであろうスピリットは、自らの存在に悩みながらも悪と戦い街を守り続けます。何が彼をそうさせるのか?ハードボイルド・ダークヒーロー・アクション怪作。

« 「週刊 手塚治虫 創刊第8号」鑑賞 | トップページ | 「ターミネーター4」私的映画考Vol.191 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/45239719

この記事へのトラックバック一覧です: 「ザ・スピリット」鑑賞:

« 「週刊 手塚治虫 創刊第8号」鑑賞 | トップページ | 「ターミネーター4」私的映画考Vol.191 »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ