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2009/07/19

「週刊 手塚治虫 創刊第12号」鑑賞

先日、NHKで放送された手塚治虫2009 ~いのち・科学・未来へGO!「週刊 手塚治虫 創刊12号」を観ました。2009年7月17日(金)、午後10:00~午後11:00  BS2。司会・石澤典夫アナウンサー、杏。

今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。おまけに、衛星放送も20周年。と言うことで、「2009年BSは手塚治虫」と題して、様々な特集、番組が用意されています。

今年2月から続々と放送された手塚治虫関連番組(「手塚治虫のすべて」「手塚治虫・現代への問いかけ」)に続いてスタートした「週刊・手塚治虫」。レギュラー放送は、月間3本の準ウィークリー番組として、4月から10月まで放送されます。月ごとにテーマを設け、作品を掘り下げていきます。7月のテーマは「愛と勇気」。

創刊第12号のゲストは落語家 桂三枝さん。「リボンの騎士」を中心に語ってくれました。

「リボンの騎士(なかよし版1963年1月号 - 1966年10月号)」は、天使・チンクのいたずらにより、男の心と女の心を持つサファイア王女(王子)をヒロイン(ヒーロー)にした作品。シルバーランドでは、主人公・サファイアは王位継承権が男性しか認められないため、王女であることを隠し、王子として振る舞いますが、そのことで王国を追われることとなります。男装の麗人、覆面の騎士、隣国の王子との恋、魔女、海賊と、中世の架空の国を舞台に繰り広げられる冒険活劇。

少年時代、宝塚歌劇に魅了された三枝さん。手塚治虫も少年時代を宝塚で過ごし、歌劇団にも足繁く通ったと言いますから、共通点はあったようです。もちろん「リボンの騎士」から入ったのではなく、「鉄腕アトム」から入って、その後、「リボンの騎士」の中に見た宝塚歌劇のような絢爛豪華な世界、夢に描いたような王子に憧れたとか。

創作落語を得意とする三枝さん。手塚作品との共通点として、結末を考えずに、作りながら物語を構成していくこと、メッセージを込めると言うことをあげています。読み手(聞き手)によって、受け止め方が変わってくるのでしょう。

人間賛歌を「リボンの騎士」の中に感じるとか。手塚作品には、見かけはいかにも悪人というキャラクターがよく登場しますが、それでもとことん悪人ではなく、垣間見える人間らしさに。人間はそんなに捨てたモノじゃないと思えるのだとも。

アニメは「リボンの騎士」から第52話「シルバーランド幸せに(最終回)」、モーション漫画は「リボンの騎士」の序盤部分。

アニメ作品は、漫画原作とは大いに異なったオリジナルストーリーが展開されています。侵略者に乗っ取られるシルバーランド。サファイアは無事取り返すことができるのか?

次月、8月のテーマは「戦争」。次回は特集「手塚治虫戦争館」と題し、田原総一朗さん、里中満智子さん、矢作 俊彦さん、香山 リカさん、森下 千里さん 、半田 健人さんという6人のゲストをスタジオに迎え、「来るべき世界」「太平洋Xポイント」「0次元の丘」「ジョーを訪ねた男」「カノン」「1985年への旅立ち」「アドルフに告ぐ」等、戦争にまつわる作品群に基づき、大いに語り合ってくれます。2009年8月8日(土)、午後8:00~午後11:00、BS2。生命の尊さを語り続けた手塚治虫作品ですから、手塚治虫は「戦争」をどう描いてきたのか?深いテーマですが、じっくり聞けることでしょう。

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