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2009/07/07

「MW-ムウ-」鑑賞

先日、「MW-ムウ-」を観てきました。岩本仁志監督作品。原作:手塚治虫。出演:玉木宏(「真夏のオリオン」「のだめカンタービレ」「変身」)、山田孝之(「クローズゼロⅡ」「手紙」)、山本裕典、山下リオ、風間トオル、デヴィッド・スターズィック、鶴見辰吾、中村育二、半海一晃、品川徹、石田ゆり子、石橋凌(「ローグアサシン」)他。

16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生。その事実は、政府の手で一夜のうちに周到な隠蔽工作によって、闇に葬られた。しかし、生き延びた二人の少年の存在があった。生き延びた少年の一人、結城美智雄(玉木宏)はエリート銀行員となっていたが、裏の顔は冷酷な殺人鬼となっていた。もう一人は神父となった賀来裕太郎(山田孝之)は、結城を救済しようと苦悩していた。そんな中、16年前の事件の鍵を握る「MW」の存在を掴んだ結城は世界への復讐を実現させようとしていた。

手塚作品の中でも圧倒的異色作であり“禁断の傑作”である「MW(ムウ) (1976-1978)」を実写映画化した本作。スケール感もぐっとアップして、ドラマチックに物語は展開します。復讐を企てる男、事件追おう刑事、MWの秘密に迫る新聞記者、そして、それを見守ることしかできない男。笑わない男と笑えなくなった男の対決の時が迫る。

玉木宏演じる結城の悪役っぷりは、圧巻でした。ぞくっとするほど冷徹な視線。MWの影響によって、精神に異常を来している結城。友でさえもゲームのコマとか思っていません。感情を出すことも、揺らぐこともなく、冷酷に殺人を重ねていきます。復讐の矛先はいったい・・・。MWとはいったい何なのか・・・。

原作漫画から、倒錯の世界をばっさりと切り落とし、復讐劇として整理された物語は、スピーディーに展開し、クライマックスへと突っ走ります。結城は、現代社会の歪みから生まれたモンスターなのか。世界滅亡の日は近い。人間の原罪を問うピカレスク・ロマン。

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