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2009/09/07

「週刊 手塚治虫 創刊第13号」鑑賞

先日、NHKで放送された手塚治虫2009 ~いのち・科学・未来へGO!「週刊 手塚治虫 創刊13号」を観ました。2009年9月4日(金)、午後10:00~午後11:00  BS2。司会・石澤典夫アナウンサー、杏。

今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。おまけに、衛星放送も20周年。と言うことで、「2009年BSは手塚治虫」と題して、様々な特集、番組が用意されています。

今年2月から続々と放送された手塚治虫関連番組(「手塚治虫のすべて」「手塚治虫・現代への問いかけ」)に続いてスタートした「週刊・手塚治虫」。レギュラー放送は、月間3本の準ウィークリー番組として、4月から10月まで放送されます。月ごとにテーマを設け、作品を掘り下げていきます。9月のテーマは「闇と痛み」。

創刊第13号のゲストは落語家 林家正蔵さん。「どろろ」を中心に語ってくれました。

「どろろ(1967-1968)」のストーリーは、室町時代末期、武士の醍醐景光は、ある寺のお堂で魔物に通じているという48体の魔像に願い出て、天下取りの代償として要求の通り自分の子を生贄として48の魔物に差し出す。そして、赤ん坊は体の48箇所を欠損した体で生まれ、化け物としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。医者・寿海に拾われた赤ん坊は彼の手により義手や義足を与えられた。14年後、成長した赤ん坊は百鬼丸と名乗り、不思議な声に導かれるままに自分の体を取り戻す旅に出る。

若くして父親を亡くした正蔵さん。父・林家三平に弟子入りして2年ほどで亡くなってしまったと言います。その後、弟子入りした先で、「どろろ」で出会います。「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」を読んでいた正蔵さんでしたが、「どろろ」の中に落語に通じるモノを得たと言います。

そして、人間として、落語家として成長するために大切な「陰の部分はどろろ」から学んだといいます。妖怪らに奪われた体のあちこちを、とりもどす旅をつづけている百鬼丸。妖怪を倒すたびに体のどこかが戻ってくるという設定に、若き正蔵さんは自分を重ねていきます。体の一部が戻ってきますが、それは失われた心ではないかとも。師匠でもある父親の死。そこで失ったモノはたくさんあったに違いありません。そこから立ち直るために何をすればいいのか、どう考えればいいのか、学んでいったのです。

アニメは「どろろ」から第24話「四化入道」、モーション漫画は「どろろ」の冒頭部分。

次回、創刊第14号のスタジオゲストは精神科医 斎藤環さん。2009年9月11日(金)、午後10:00~午後11:00  BS2。「奇子」を中心に語ってくれます。「ひきこもり」の研究で有名な斎藤環さんが、どんな切り口で語ってくれるのか、楽しみです。

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