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2009/10/10

「30デイズ・ナイト」鑑賞

先日、「30デイズ・ナイト」を観てきました。デヴィッド・スレイド監督作品。製作:サム・ライミ、ロブ・タパート他。出演:ジョシュ・ハートネット(「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」)、メリッサ・ジョージ、ダニー・ヒューストン(「ウルヴァリン」)、ベン・フォスター他。

アメリカ最北の町・バロウ。そこは、冬には30日間太陽が昇らない極夜がやってくる町。その極夜の闇に乗じて、ヴァンパイアたちが町に現れる。住民たちを次々と惨殺していくヴァンパイア。保安官のエバン(ジョシュ・ハートネット)は、残された住民や家族たちを守るため、ヴァンパイアとの絶望的な闘いに身を投じていくが・・・。

真冬になると太陽がまったく昇らない極夜が30日間も続く北極圏の町。氷と闇に閉ざされた町。隣の町までは100数十キロ先。停電。突然始まる、連続猟奇殺人事件。あいかわらず、詳しい内容を知らずに見ているので、登場人物と同じように、いったい何が起こっているのか分からずどきどきします。蠢く陰。突然起こる悲鳴。獣のような咆哮。

ほぼ全編が夜のシーンなので、映像が暗いのは当然ですが、画面をよぎる陰や、ピントの合わない位置、暗闇の中から突然現れるヴァンパイアの描写が恐ろしいです。大量虐殺のシーンを俯瞰のカメラが町並みを移動しながら写す映像は興味深いです。モブシーンとも言える映像ですが、町のあちこちで起こることがつぶさに分かります。そして、それは神の目線でもあったのかもしれません。30日間悪夢のような日々が続く町。そこには神も仏もあったモノではないのでしょう。

町に残った人々は、数が少なくなっていき、安全な場所を探し、食料を探し、生き延びる方策をとっていきます。狭い町ですから、以前からのしがらみもあり、人間関係においては、好き嫌いもあるでしょう。しかし、生き残りたいと言う気持ちは一緒。困っているモノを見れば助け合うもの。

保安官のエバンは妻のステラ(メリッサ・ジョージ)と離婚寸前。事件の始まる前は、かなり険悪でしたが、事件発生後は助け合うようになります。そして、最後の決断の時、ステラを助けるためにエバンのとった行動とは・・・。家族のあり方を再確認できます。

「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督プロデュースで映画化したことが話題になった作品で、陸の孤島と化した北極圏の町を舞台に、超人的な能力を持つヴァンパイアを迎え撃つ人間たちの、壮絶な死闘を描くサバイバル・ホラー。残酷な殺戮シーンが続きますので、鑑賞には注意が必要です。

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