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2009/10/05

「サガン-悲しみよ こんにちは-」鑑賞

先日、「サガン-悲しみよ こんにちは-」を観てきました。ディアーヌ・キュリス監督作品。出演:シルヴィー・テステュー(「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」)、ピエール・パルマード、ジャンヌ・バリバール他。

デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり、わずか18歳で有り余る富と名声を手に入れた作家フランソワーズ・サガン(シルヴィー・テステュー)。しかし、作品以上に注目されたのは、サガン本人だった。セレブとのパーティ三昧、桁外れの金額のギャンブル、生死の境をさまよったスポーツカーの事故、ドラッグでの有罪判決・・・。いったい、何が彼女をそうさせたのか・・・。

晩年のサガンが回想する形式で物語は展開します。周りには反対されたが、自ら原稿を持ち込み、作家デビュー。「悲しみよ こんにちは」は大ヒットし、一躍時の人となります。華やかだった時代。取り巻きに囲まれ、遊び歩く毎日。ギャンブルで大勝ちしては、大金を浪費し、スポーツカーを乗り回す。大事故を起こしたかと思えば、退院後には結婚。そして離婚。ドラッグに手を出して引き返せなくなっていきます。

それでも2度目の結婚では、子どもにも恵まれますが、生活が変わるわけではなく、子育てそっちのけ。成長した子どもを避けるようにもなり、疎遠になっていきます。取り巻きたちは一人また一人とサガンの元を去っていきます。その時、サガンの胸に去来したモノとは、いったい・・・。

サガンという人は名前程度しか知らず、「悲しみよ こんにちは」さえも読んだことがありませんでした、これほどまでにスキャンダラスなイメージの人物だったとは思いもよりませんでした。

恋多き女性でもありましたし、一人ではいられなかったのでしょうし、いつも取り巻きが側にいました。が、晩年になるにしたがい、孤独にさいなまれる日々が続いていました。人生はいつでもやりなおせるのに、そうしなかったサガン。回りにはいつしか誰もいなくなってしまっていたのです。きらびやかな人生とは裏腹に、その心の内は、悲しみに満ちた生涯だったのかもしれません。

世界を熱狂させたデビューから、この世を去るまでの人生とその光と陰、その素顔を描き出す作品となっています。

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