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2009/10/06

「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」鑑賞

先日、「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」を観てきました。ミン・ギュドン監督作品。原作:よしながふみ。出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホ、アンディー・ジレ他。

甘いものが苦手なジニョク(チュ・ジフン)は、「女性客が多い」という理由で骨董店を改装した洋菓子店「アンティーク」を開く。天才パティシエなのに、恋愛絡みのトラブルが多く、他の店を解雇され続けている“魔性のゲイ”ソヌ(キム・ジェウク)。元ボクサーのギボム(ユ・アイン)、ジニョクに忠実に仕える幼なじみスヨン(チェ・ジホ)も加わり、店は軌道に乗り始める。そんなある日、町では子供の連続誘拐事件が発生。そして、ジニョクの幼い頃の悲しい記憶が甦るが・・・。

日本でもTVドラマ化・アニメ化された人気コミックを、実写化した作品。フィルムの質感に合わせるような映像に、上質で美しい店内のインテリア、とにかく美味しそうなスイーツの数々。実写ならではの美しさを感じられます。

前半は、メンバーが増えていく様子をコミカルに描きつつ、漫画っぽいイメージ描写がユーモラスに表現されていきます。次第に、軌道に乗っていく洋菓子店。しかし、メンバーにはそれぞれの過去があり、苦悩の陰が見え隠れします。そして、後半は町で起こる子どもの連続誘拐事件を端に、ジニョクの悲しい過去が露呈していきます。そして・・・。

甘くてちょっぴりほろ苦い倒錯の世界を描きつつ、人生とはいったい何なのかと言う問いかけがされているように感じます。人生は消えない傷と忘れたい記憶ばかり。だからこそ、人は一番幸せな時にケーキを求めるのでしょう。過去は過去なのだから、それを乗り越えるために、自分は、今、何をするべきなのか。そこが重要なのかもしれません。

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