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2009/11/05

手塚治虫2009「わたしの手塚治虫」鑑賞

先日、手塚治虫2009「わたしの手塚治虫 ~こころに残る名セリフ・名シーン~」を観ました。2009年11月3日(火)、午後8:00~午後11:00  BS2。司会・石澤典夫アナウンサー。ゲスト、石坂浩二、鹿島茂、高橋源一郎、山田五郎、東ちづる他VTR出演者多数。

今年2009年は、手塚治虫の生誕80年、没後20年にあたります。今年2月から続々と放送された手塚治虫関連番組(「手塚治虫のすべて」「手塚治虫・現代への問いかけ」)に続いて4月からスタートした「週刊・手塚治虫」も終わりました。そして、最後を締めくくるのは出演者、視聴者の選ぶ、手塚作品の人気ランキングを紹介する「わたしの手塚治虫」です。もし、手塚先生がご存命なら2009年11月3日は81回目の誕生日。それを記念しての特集番組です。

「週刊手塚治虫」終了近くからホームページで開始された投票をもとに、手塚作品の人気ランキングが発表されました。作品の大筋を紹介しながら、心に残る「名シーン・名セリフ」の投票された内容も紹介していきます。

まずは、ゲストが選ぶ手塚作品ベスト10。少々年齢が上の方が多かったので、偏った傾向があったようにも思いましたが、なかなか面白かったです。私がベスト10を選ぶなら、「ジャングル大帝」、「火の鳥(特に鳳凰編)」の一位二位は決まりで、そのあとは、

「ブラック・ジャック」、「鉄腕アトム」という有名どころから、「未来人カオス」や「W3」、「来るべき世界」、「メトロポリス」、「アドルフに告ぐ」、「七色いんこ」、「新宝島」、「ブッダ」と言う感じです。ゲストの皆様もおっしゃっていましたが、順番を付けるのはたしかに難しいですね。

アトムの中でも「アトム今昔物語」は特別な作品ですし、「ビッグX」、「魔神ガロン」、「メタモルフォーゼ」、「グンランドール」、「鉄の旋律」、「0マン」、「ロック冒険記」、「三つ目がとおる」等々、少年時代に読んだ作品はわりと心に残っていて、捨てがたい作品も多くあります。「奇子」、「きりひと賛歌」、「シュマリ」、「陽だまりの樹」等々、青年誌に発表した作品群にも好きな作品がたくさんあります。

で、視聴者が選ぶ手塚作品ベスト10は、こうなりました。

第1位 ブラック・ジャック
第2位 火の鳥
第3位 鉄腕アトム
第4位 ジャングル大帝
第5位 どろろ
第6位 アドルフに告ぐ
第7位 三つ目がとおる
第8位 ブッダ
第9位 リボンの騎士
第10位 W3

上位三位までは、順当と言えば順当でしょう。4位以下は読んでいる人の数にもよるでしょうし、何よりホームページでの募集でしたから、年代も40代、50代が上限になるでしょうし、圧倒的に30代以下の得票数が多かった作品、それもメジャーな作品が多かったとも言えます。なので、はがきでの募集もあれば、ランキングに若干の変動があったかもしれません。

私ももちろん投票しました、「ジャングル大帝」のラストシーン「大団円」。番組中「新潟県のtobioさん」と名前だけ紹介されていました。ありがとうございます。

ジャングル大帝のラストシーンを書く時に、チャイコフスキーの「悲愴」を掛けながら書いたと言います。私の一番好きなクラシック曲を、大好きな作品の大事な場面を書く時に、大好きな手塚先生が聴いていたというのですから、嬉しい限りです。

生命は永遠に次の世代へと受け継ぎ続けられ、“ジャングル大帝”の名もまた受け継ぎ続けられて行くのでしょう。自然を愛し、生命の尊さを説き続けた手塚先生のテーマの集大成とも言える作品だと思っています。

今年放送されたNHKの手塚治虫2009の番組を観て、あらためて手塚作品の奥の深さ、テーマの大きさ、現代、未来の人々へ向けたメッセージが多く込められていたことに感動しました。

そして、それを受け取っている人々の多さもまた感慨深いモノがありました。番組中に紹介された視聴者からのメッセージには、励まされたり、考えさせられたり、将来に関わったりと言うモノが多く、手塚治虫の意志は多くの人々に、強く受け継がれている様にも思いました。

読み手のそれぞれの経験にたより、読んだ時期、年代により、受け取り方が、様々で、いろんな考え方があるのだなあと感心しました。私も手塚作品を読むようになって30有余年が過ぎました。最近、読み返すことがありますが、やはり少年時代に読んだ時とは、ひと味もふた味も違うテーマの深さを受け取り、浸っています。手塚治虫が遺したモノは、人々の胸に残り、それがいつか芽を出し、花開くことがあるでしょう。

もし、手塚先生が、今でもご存命であったら、どんな作品を書いたのか?という問いにゲスト陣が答えます。生命の尊さを説き続けた手塚治虫。争いごとのない、平和な未来を夢見ていたかもしれませんし、行き過ぎた科学文明を批判し続けたかもしれません。

確かに少年時代に読んだ「鉄腕アトム」の未来世界は21世紀になっても実現はされていませんが、それでも人類は今日も明日も生き続けます。少しずつ未来へと進む人類。きっと、希望に満ちた日が来るに違いありません。その時まで、我々一人一人が、出来ることを少しずつ、やっていくしかないのです。「ガラスの地球」を救うために。そして、地球に住む生きとし生ける、すべての生き物のために。

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