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2009/12/04

「ザ・フォール/落下の王国」鑑賞

先日、「ザ・フォール/落下の王国」を観ました。ターセム監督作品(「ザ・セル」)。出演:リー・ペイス、カティンカ・ウンタルー、ジャスティン・ワデル、ダニエル・カルタジローン、レオ・ビル、ショーン・ギルダー、ジュリアン・ブリーチ、マーカス・ウェズリー、ロビン・スミス、ジットゥ・ヴェルマ、エミール・ホスティナ他。

左腕を骨折して入院中の5歳の少女アレクサンドリア(カティンカ・ウンタルー)は、恋に絶望し、スタントで足を怪我した自殺願望のある青年ロイ(リー・ペイス)と出会う。ロイは、アレクサンドリアににアレキサンダー大王の物語を聞かせ、翌日も病室に来るようにささやく。再びアレクサンドリアがロイのもとを訪れると、彼は総督と6人の男たちが織り成す壮大な叙事詩を語り始める。

とにかく映像が美しいです。CG全盛の現代の映画界において、CGを使わずにここまで美しい映像が作り出せるのはさすがです。どこまでも青い海と空のコントラスト、蝶のフォルムをした緑の島、極彩色の衣装に身を包む登場人物たち、海を泳ぐ巨大な象、青い家並、赤色の馬車、砂漠の砂と青空・・・。色彩が鮮やかですから、ぜひともハイビジョンで見たい作品です。「ザ・セル」で見せたような(CGが多かったですが)幻想的で、美しい映像が、さらに美しさを増しています。

そして、織りなされる虚構の物語。「オズの魔法使い」のように、現実の人物が、虚構の物語の中に、様々な役柄で登場していきます。入院生活での暇つぶしのつもりで始めたロイでしたが、その物語を語る内に、自分の中で何かが変わっていくことに気づきます。それは、アクレサンドリアの希望に満ちた真剣な眼差しから、来ていたのかもしれません。しかし、ロイは少女を操ろうともしていました。

クライマックス、虚構の世界はロイの自殺願望により、物語の登場人物を死に至らしめ終局に向かおうとします。しかしアレクサンドリアは、物語の登場人物を救おうとします。アレクサンドリアは、現実の世界のロイも救うことが出来るのか・・・。

美しい美術品のような映像で綴る感動巨編。自殺願望のあるスタントマンと幼い少女との魂の交流を通して、生きる希望を、夢を再生させていく物語。世界遺産を含む世界24か国以上で撮影された華麗な映像をご堪能ください。

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