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2009/12/23

「THE 4TH KIND フォース・カインド」鑑賞

先日、「THE 4TH KIND フォース・カインド」を観てきました。オラトゥンデ・オスンサンミ監督作品。出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ(「ウルトラヴァイオレット」「バイオハザード」)、ウィル・パットン(「マイティ・ハート」)、イライアス・コーティーズ他。

2000年10月、アラスカ州ノーム。心理学者のアビゲイル・タイラー博士(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は夫が殺害されたことによって受けた心の傷が癒えぬまま、カウンセリングの仕事を続けていた。そのうち、来談者のうち不眠症を訴える数人が、共通の症状を見せるようになる。「深夜に起きると、白いフクロウがこちらを見ている」と言うのだ。アビゲイルは治療のため患者の1人に催眠療法を実施するが、その患者は突然発狂してしまい、見るも無惨な事件へと発展してしまう。

実際に、1960年代から続く、行方不明者の多い街・ノーム。オスンサンミ監督のアビゲイル・タイラー博士へのインタビューに始まり、実際の診察の記録映像や音声を用いながら、その再現映像で綴る本作。ドキュメンタリーとドラマ部分を見事に融合させた作品になっています。これが、実に怖い。実際の映像とされている映像が、突然乱れ、音声のみになるシーンがいくつかありますが、尋常ではありません。

再現映像と記録映像を並べて表示するという大胆な構図も興味深いですが、これがまた異様な不気味さを醸し出していて、さらに恐怖感をあおります。そして、この記録映像が本当だとすれば、未だ解明できていない事実が多すぎ、恐ろしいです。

次第に記録映像と再現映像の境界がわからなくなっていき、真実とはいったい何なのか?と思ってしまいます。ただのドキュメンタリー作品にしなかったのは正解でしょう。記録映像があることによって、演技としてのドラマ部分が実に迫力を持っています。また、もっと衝撃的な記録映像があると言うことで、あまりの衝撃さに作品には使えなかったんだとか。それはどんな内容なのか?

本当の恐怖とは想像を超えること。人は都合良く狂気を拭いされない。果たして不眠症や行方不明事件の先に待つ真実は何なのか?アビーの夫を殺害したのは誰だったのか?結末を信じるか信じないかは自分次第。

謎に迫っていく女性心理学者の姿を記録映像とその再現映像によって映し出す衝撃の超常スリラー。新感覚の映像体験が待っています。

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