Apple 9.7型タッチ液晶搭載「iPad」発表
先日、Appleから9.7型タッチ液晶搭載/720p対応の「iPad」が発表されました。
ビデオや音楽再生機能、無線LANを備えたタブレット型携帯端末「iPad」。内蔵メモリは16GB/32GB/64GBの3種類、さらに各容量で無線LANモデル、無線LAN+3G通信モデルが用意され、合計6モデルがラインナップ。 2010年3月から順次発売され、日本でも同時期に発売予定。
対応OSはMac OS X 10.5.8以降と、Windows XP/Vista/7で、利用にはiTunes Storeアカウントが必要。各モデルの予想価格は499ドル~829ドル。
9.7型/1,024×768ドットのタッチ操作対応のIPS液晶を搭載し、iPhoneなどと同様にマルチタッチ操作が可能なタブレット端末。高さ:242.8mm×幅:189.7mm(B5用紙くらい)。本体重量はおよそ680g~。薄さ13.4mm。バッテリ駆動でおよそ10時間。
私が使う「iPod Touch」を大型化したと言うモノなのだろうという印象を受けました。「iPod Touch」は無線LANだけでしたから、iPhoneの大型化なんでしょうね。そこに、電子ブックリーダをさらに特化させたモデルのようです。音楽や動画の再生は、携帯電話でもできるわけで、おなじみの性能なので、それ程珍しいモノでもないでしょう。
iPodユーザにはおなじみのiTunes Storeに新たに設置された「iBookstore」から購入したコンテンツが再生できるようになります。ダウンロードして購入した本のデータを本体に保存して、書棚を作るようなイメージで、本を増やしていく訳です。
将来的には本や新聞などの紙媒体は少なくなっていくのかもしれませんが、まだまだ書籍は手にとって読むというのが大原則。長時間画面を見続けるというのも問題のような気がします。パソコンの画面を見続けるだけでも、ドライアイ症状が出る場合もありますから、気をつけないといけません。
それに、私の場合、文庫本を中心に読書をしているので、本体は大きすぎ、重たすぎるという印象です。やはり内ポケットに入る手軽さが、良いのではないかと思えます。しかし、読書家の皆様は、単行本で読むことが多いのでしょうから、それと比べる分には問題ないのかもしれません。
とはいえ、音楽がレコード店、CDショップで売られていた時代から、配信される時代になったという現実からすれば、書籍でさえも書店で買わずに、ダウンロードし、読むと言う時代が来るのかもしれません。いずれにしても、魅力的なコンテンツがどれだけそろえられるかと言う点に、集約されることでしょう。ここでしか読めない作品があって、それが魅力的であれば良いのかもしれません。
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