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2010/02/20

「恋するベーカリー」私的映画考Vol.210

先日、「恋するベーカリー」を観てきました。ナンシー・マイヤーズ監督作品(「ホリデイ」)。出演:メリル・ストリープ(「マンマ・ミーア!」「プラダを着た悪魔」)、アレック・ボールドウィン(「私の中のあなた」)、スティーヴ・マーティン(「ピンクパンサー」)他。

ジェーン(メリル・ストリープ)は、女手一つで3人の子供を育て上げた母親で、人気のベーカリーを経営する実業家。10年前に弁護士のジェイク(アレック・ボールドウィン)と離婚し、シングルライフを謳歌していた。息子の大学卒業式に出席するためNYのホテルに滞在するが、その晩、ホテルのバー・カウンターでジェイクの姿があった。ふたりは、10年ぶりのディナーを楽しむつもりのはずが、酔いに任せて一夜をともにしてしまうが・・・、

邦題から察すると、ベーカリーを舞台に繰り広げられる恋愛劇を想像してしまいますが、ベーカリーはほんのおまけという感じ。原題は「It's Complicated」で、「込み入った/理解しにくい」と言うような意味。

ジェイクは若い妻と再婚しており、確かに子どもたちの父親ではありますが、れっきとした既婚者。その元夫と関係を持ってしまうのですから、それは不倫という以外にありません。確かに不道徳。

自宅の増築を考えているジェーン。そこに、現れたこれまた熟年離婚をしたばかりの設計士・アダム(スティーヴ・マーティン)が現れます。設計を詰めていく間に、次第に惹かれあっていくふたり。何か心満たされない日々を送っていたジェーンに変化が訪れていきます。その間も、ジェーンとジェイクの関係は続いていて・・・。確かに「込み入っていて、理解しにくい」話しです。

元夫との離婚は夫の浮気が原因でした。なのに、今度は自分が浮気相手。元夫でも浮気は浮気。そのことを女友達たちに打ち明けるシーンは、おもしろかった。言いたくてたまらない。言わずにはいられない。興味津々に聞き入る友人たち。しかし、そのことが子どもたちにも知られてしまいますが、これがまた子どもたちにとっては、何とも複雑な心境のようでした。

泣き所は、子どもたちと気持ちを分かち合い、抱き合うシーン。感動的でした。ラストシーンもほのぼのとして良い感じ。きっと、新しい毎日が始まるのでしょう。そこにはおいしそうなパンの香りが漂っていそうです。

いくつになっても恋愛はできるのでしょうし、そうすることによって、より自分が輝けるのであれば、それに越したことはないでしょう。年齢さえもが、魅力となるように。なんとなく、人生に満足できない自分。揺れる女心。流されていく自分。でも、本当に大切なモノは何だったのか。悩みながらも自立し、女性としての幸せを見つけていく、ハートフルラブストーリー。確かにベーカリーも重要な要素のひとつではあるんですよ。

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