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2010/02/01

「パイレーツ・ロック」私的映画考Vol.207

先日、「パイレーツ・ロック」を観てきました。リチャード・カーティス監督作品。出演:フィリップ・シーモア・ホフマン(「カポーティ」「ダウト」)、ビル・ナイ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)、リス・エヴァンス、ニック・フロスト、ケネス・ブラナー、トム・スターリッジ他。

1966年。高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)が北海に浮かぶ船にやってきた。そこは、海賊ラジオ局で、24時間ロックを流し続けていた。更正のため、母親に名付け親であり、経営者でもあるクエンティン(ビル・ナイ)に預けられたのだ。そのラジオ局で流される番組“ラジオ・ロック”は、若者に圧倒的な支持を受けていた。一方、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうと画策するのだが・・・。

1日45分しかヒットレコードをかけないBBCラジオに対し、24時間いつでもロックを流す海賊ラジオ局は、若者をはじめとした幅広い年代に人気を博していました。ところが、風紀を乱すということから、政府はこの海賊ラジオ局を潰そうとしています。が、今のところ、法律に反したところがありません。そこで、あれやこれやと画策していきます。

“ラジオ・ロック”のDJたちは、一癖もフタクセもある面々たち。この関係がユーモラスでとても良いです。人気DJのカウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)をはじめとした、個性的なメンバーがドラマを盛り上げます。失恋したカールを慰めるシーンや、結婚式を翌日に控えて男だけで盛り上がるシーンなど、とても良いです。そして、人気DJカウントと伝説のカリスマDJギャビィンとの対決のシーンは最高。

英国政府の大臣が繰り出す攻撃もユーモラスに描かれます。最終的には法律を成立させ、大晦日24時をもって海賊ラジオ局を閉じざるを得なくなります。このまま、“ラジオ・ロック”は終わってしまうのか?DJたちの運命は?

音楽(ロック)は永遠。何人たりとも止められない。そして、夢と希望を乗せて今日も流れる。キンクス、ストーンズ、ザ・フー、ヤードバーズらの名曲が全編を飾り、そのラジオを聞く人々の挿入される映像は喜怒哀楽が見られ、それが生活の一部であることが描かれています。

私はロックは詳しくはありませんが、それでも聞いたことのある曲が、何曲もあり、楽しめましたので、ロック好きにはたまらない作品となっているでしょう。24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と、ロックを規制しようとする政府の攻防を描いた痛快音楽コメディ。

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